若くして異例の登用で成功を収めたという人にそのきっかけを聞くと、「いきなり業界のトップのところに直接出向いてアピールしてやったんですよ。そしたら気に入られちゃって。ハハハ」という話をたまに聞く。 もしかしたら自分が記憶しているそういう話の半分くらいはフィクションの世界の話だったかもしれないけど、話題となる成功談として「よくある話」な気がする。 まぁ、しかしそうやって成功する人は間違いなく、そういうアピール方法に適正がある人である。と私は思っている。 仮に私がこの性格で、意を決して突如どこかの大御所のところに乗り込んだとしても、結局下駄箱にラブレター入れてこっそり帰ってくることくらいしかできない。面と向かえば、喋り出しのドモり部分だけで2分くらい要する。だから決して、そういうやり方を真似しようとは思わなかった。 今、私はいわゆる「笑い」を創る人になりたいと思っていて、尊敬するその世界の大御所
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