インターネット上で反響を呼ぶ「うどん県改名」のプロモーションビデオ(PV)と併せ、香川県が制作した観光地や県産品の魅力を発信するPVのアクセス数が伸び悩んでいる。 一連のキャンペーンは元々、うどん以外の県の魅力をPRするのが狙いで、キャッチフレーズも「うどん県 それだけじゃない 香川県」。思わぬ「うどん県」イメージの独走に、関係者は戸惑い気味だ。 県出身女優の木内晶子さんが出演した「美・麗・香川」。木内さんがうどん店のほか、小豆島、金刀比羅宮といった名所を訪ね、オリーブハマチなどの特産品とともに紹介する約5分間の映像だ。俳優の要潤(かなめじゅん)さんが副知事役として改名を宣言するPVとともに、10月11日に特設サイトで公開された。 しかし、アクセス数は「改名版」が既に50万件に達したのに対し、1万1300件(11月10日現在)にとどまっている。県は今月初め、閲覧しやすいように女優・高畑淳子