埼玉県狭山市の市立入間川中学校で今月6日朝、25メートルプール内で金魚約400~500匹が泳いでいるのを水泳部の生徒らが見つけて通報し、狭山署が調べる騒動があった。 翌7日に同県内の女子中学生4人が「夏祭りの金魚すくいの余りをもらったが、多すぎて飼い切れずプールに放した」と同署に名乗り出た。 関係者によると、女子生徒らは、5日に狭山市内で開かれた夏祭りで、露天商などから金魚をもらったという。祭り会場付近では大量の金魚をポリ袋に入れて運ぶ生徒らの姿が目撃されていた。 騒ぎになったために、女子生徒は、親と一緒に同署を訪れたという。プールの周囲は有刺鉄線で囲まれていたがペンチで切ったという。実際に金魚を放したのは3人だったという。同署は、説明の裏付けを進め、建造物侵入などの疑いで書類送検する方針。