この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【4月16日 AFP】カンボジアの巨大湖トンレサップ(Tonle Sap)で水上生活を送るシ・ボーンさんは、4歳の娘が汚染された水で遊び下痢になって亡くなったことを思い出し、涙をこらえた。 トンレサップ湖の水上生活者は10万人に上る。12人家族のボーンさんの暮らすチョンプロレイ(Chong Prolay)村には、民家70軒と小学校1校があるが、衛生設備は皆無だ。 地元の社会的企業「ウェットランド・ワーク(WW)」は、排せつ物などをろ過する「水上トイレ」の導入に取り組んでいる。だが、設置費用が高額のため、まだ一部の幸運な人しか利用できていない。 漁業で生計を立てている水上生活を営む村人は、数世代にわたり湖に直接排せつしてきた。この水を調理や洗濯、水浴