日本から海外への農林水産物と食品の輸出額が、去年、過去最高を更新し、初めて1兆5000億円を超えたことが分かりました。日本食に対する世界的な人気の高まりを背景にアメリカや台湾などへの輸出が伸びたということです。 日本から海外への農林水産物と食品の輸出額は増加傾向が続いていて、10年前の2015年には7000億円余りでしたが、4年前の2021年には1兆円を超え、おととしは1兆4000億円余りに上っていました。 関係者によりますと、この農林水産物と食品の輸出額が、去年はおととしを上回って過去最高を更新し、初めて1兆5000億円を超えたことが分かりました。 日本産水産物の輸入規制が続く、中国への輸出は減少した一方で、日本食に対する世界的な人気の高まりを背景にアメリカや台湾などへの輸出が伸びました。 また品目で言うと、コメや緑茶、牛肉などの輸出が伸びたということです。 ただ、政府は、農林水産物や食
