2013年05月28日 日本からの論文数が減っている? 最近、タイトルのような話を時々目にするようになりました。それを受けて、大学の研究能力が低下しているとか、国際競争力が低下しているとか、色々と議論も出ているようですが、個人的にはそういう風に感じたことはありません。周囲を見ていても、学会に行っても、自分が学生だったりポスドクだったりしたころに比べてレベルが下がっているとは思わないし。むしろ、アメリカポスドクさんも書いていたけれど、レベルが上ってると思うことのほうが多いぐらいで。 で、本当にそうなのかなと思ってNatureのWeb siteに行って、こういうグラフを書いてみました。 これはアジアのトップ5の国からNatureのResearch Articles, letterに出た数を2006年から2012年までグラフにして比較したものです。これを見ると、中国の勢いがすごいのは確かとして、