Internet Explorerでしか正常に閲覧できない「電子入札コアシステム」の改修を求める意見書=大阪市会のWebサイトより 大阪市議会は3月13日、MicrosoftのInternet Explorer(IE)を利用しないと閲覧できないWebサービスを見直すよう、国に求める意見書を全会一致で可決した。意見書では「特定の企業が提供するWebブラウザに依存し続けることが適切ではない上、利用者のためにも、特定の環境下でしか動作しないという状況を改善すべき」としている。 大阪市は、市民や民間企業向けのWebサービスで、特定のOSやブラウザに依存しないようにする取り組みを進めている。しかし、入札手続きをネット上で行える「電子入札コアシステム」だけは、IE 11でしか正常に閲覧できないという。この電子入札コアシステムは、国土交通省がベースを開発し、全国の自治体が導入している。 こうした状況に対