生活保護受給者の支援や見守りを行う新人ケースワーカーとして配属された、主人公・義経えみるの奮闘を描く「健康で文化的な最低限度の生活」を既刊9巻まで読んだ。 健康で文化的な最低限度の生活(1) (ビッグコミックス) 作者:柏木ハルコ 発売日: 2014/12/08 メディア: Kindle版 9巻がすごいいいところで終わっている。続きが無茶苦茶気になる。 生活保護受給者の苦難や実態、その周辺に見られるDVや虐待、アルコール依存症、精神疾患の問題なども扱っている。 この漫画の一番良かったところは、とにかく面白いところだ。 「社会問題を学ぶ」という固い気持ちで読み始めても、ストーリーの面白さから読む手が止まらなくなる。 決して「こう見るのが正しい」「こういう考え方が正しい」という見方を押し付けず、登場人物たちの試行錯誤に読者も共感できるようになっている。 新人時代のえみるの同期の失敗のパターンは
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