2010年2月10日のブックマーク (2件)

  • 葦の髄から循環器の世界をのぞく Doctors Blog 医師が発信するブログサイト

    炎症バイオマーカーであるC反応性蛋白(CRP)の遺伝的変異と冠動脈疾患(CHD)の関連を分析した結果,因果関係を示すエビデンスは得られなかったという研究報告で勉強しました。 報告者はインペリアルカレッジ(ロンドン)のPaul Elliott教授ら でJAMA(2009; 302: 37-48)に発表されました。##CRPとCHDの因果関係は支持されず ##大規模な遺伝子解析結果から #大規模研究でCRPの役割を検証 ■CHDによる死亡は世界中で多く死因のトップを占める。 炎症は,CHDの発症から増悪,プラーク破綻に至るまで各ステージにおいて重要な役割を果たしている。 CRPは現在最も広く用いられている炎症バイオマーカーであるが,CHD発症に関与するのか,あるいは潜在するアテローム動脈硬化症のマーカーにすぎないのかといった疑問を明らかにしたいとの機運が高まっている。■Elliott教授らは,

    dbth
    dbth 2010/02/10
    CRPとCHDの因果関係
  • 入院発症低ナトリウム血症のインパクト | 内科開業医のお勉強日記

    輸液や入院事組成など再考察の時期かもしれない。低ナトリウム血症の主因としての低張性輸液が注目され、ストレスによるADH分泌亢進も関与して患者アウトカムに関心が持たれている。 入院と低ナトリウム血症が、臨床上の大きな話題の一つとなっている。 Waldらは、患者アウトカムに対する低ナトリウム血症のインパクトを、ボストンの三次医療センター入院患者(2000-2007年)を検討し、人口統計学的・臨床要素補正後の低ナトリウム血症(入院時の有無、入院後悪化、入院中発症)の入院死亡率との関連を見いだした。 加えて、低ナトリウム血症は、入院の長期か、退院時のリスクと関連し、低ナトリウム血症による医療リソース過剰消費を意味する。今後のトライアルとして、低ナトリウム血症予防戦略や改善戦略が患者のアウトカム改善につながるか検討が必要。 Impact of Hospital-Associated Hyponat

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