天皇陛下が国内外に即位を正式に宣明される「即位礼正殿の儀」が22日、つつがなく終わった。皇室、日本の慶事に、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」(14日閉幕)で昭和天皇の写真をバーナーで焼き、灰を足で踏みつける映像作品の公開を認めた愛知県の大村秀章知事も、なんと参列した。大村氏の参列に断固反対していた明治天皇の玄孫(やしゃご)で作家の竹田恒泰氏と、名古屋市の河村たかし市長に聞いた。 ◇ 「前日から、私はツイッターで『必ず晴れる』と発信してきたが、予見した通りになった。即位の礼の儀式が始まる前に雨も止み、虹も出た。人知を超えたものがあった」 竹田氏はまず、感慨深げにこう語った。そこで一息つくと、「それにしても…」といい、大村氏が参列したことに話題を移した。 「大村氏は(本紙の緊急アンケートで)95%もの『参列すべきではない』という反対意見を押し切って参列を強行した。これは日本を犯したに等しい。