自民党の下村博文総裁特別補佐は27日のフジテレビ番組「新報道2001」で、夏の参院選に自民党が擁立を検討している「五体不満足」の著者、乙武洋匡氏(39)の不倫問題に関し「人生を前向きに頑張っているという、最も好印象の高い人が週刊誌でスキャンダル的に書かれることは大ダメージだ」と述べた。 自民党が乙武氏を公認するかどうかを問われると、「公認は、まだ考えていない」と発言。「2つ3つ、またこんな問題が出てきたら対象にはならない。ちょっと慎重に考える」と含みも持たせ、世論の反応などを注視する意向を示した。 乙武氏は週刊新潮に不倫問題を報じられたことについて「妻を裏切る行為で、決して許されるものではない」と事実関係を認め、公式サイトで謝罪した。