※写真はイメージです(GettyImages)この記事の写真をすべて見る ひきこもりにまつわる事件を耳にするたびに、ザワッとする。 5月、川崎市登戸で、51歳になるひきこもりの男が、通り魔事件を起こして二人を殺害した直後、自ら命を絶った。 この事件から時を置かず、東京都練馬区では、元農林水産省事務次官の76歳の父親が、44歳のひきこもりの長男を殺害する事件が起こった。 この二つのケースでは、同居する家族から責められたのが引き金になったのだろうが、仮に独り暮らしでも、生活保護や障害年金などで暮らし、ひきこもる者もいる。働いてみたが挫折し、自信喪失から仕事を辞めてひきこもりになったケースもあるし、未成年の頃から不登校で、それがずっと続いてひきこもりにシフトしていったケースもある。 そんな私は一応社会には出たタイプのひきこもりというか、ひきこもりモドキだ。小説を書けないスランプがずっと続いたので