ブックマーク / fujipon.hatenablog.com (24)

  • Re:中年以後の人生を考える5冊の本(私選) - いつか電池がきれるまで

    pha.hateblo.jp 中年以後の人生を考える、か…… 50歳を越えて、ミッドライフ・クライシス(中年の危機)の波に乗ったり飲まれたりしている僕も、このphaさんの文章を読んで、自分なりに、いま、思いついたを5冊あげてみよう、と思ったのです。 僕にとっての50過ぎというのは(実際は、30代後半くらいから、自分のキャリアの「天井」みたいなものは見えていたのですが)、いろんなことができなくなり、好奇心も持続力も減退していくことに落胆していく一方で、「もう、この年になったら、向上心や野心のためにいろいろ犠牲にするよりも、「今を楽しむ」スタンスでもいいよね、最低限の稼ぎがあれば、と開き直れている面もあるのです。 とはいえ、こんなふうにブログを書いている時点で、悟れている、とも言い難いけれど、まあそんなものなのかな、とも思う。 ずっと、「もうこんなキツイことをやり続けるのは無理だ」というの

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    dds7010 2024/06/02
  • 山崎元さんと「お金」と「怒り」について - いつか電池がきれるまで

    diamond.jp media.rakuten-sec.net 経済評論家の山崎元さんが亡くなられた。 道がんで闘病中であることを公表されていたし、メディアに出演されている姿をみて、痩せてしまったなあ、と心配してもいたのだ。 山崎さんは、金融機関や保険会社が「売りたい(手数料が稼げる)商品」に比較的忖度せず、「個人投資家にとって、(長期投資ができるのであれば)比較的低リスクで低コストのインデックス投資」をずっと勧めていた。 各種保険の必要性にも疑問を投げかけていた。 それは山崎さん人が癌で闘病されていたときも変わらなかった。 アメリカならともかく、日においては、「お金がないから標準医療を受けられない」ということはないし、高額医療も手続きをすれば一定額以上は還付される仕組みになっている。僕自身は、学生時代に寮で息苦しい思いをしたこともあり、入院するなら個室がいいなあ、と思うので、躊躇

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    dds7010 2024/01/15
  • 『緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法』その後の話 - いつか電池がきれるまで

    fujipon.hatenablog.com このエントリを公開したのが2022年9月27日。あれから20日くらい経って、季節はすっかり秋になってしまいました。 僕自身はどんな感じかというと、なんだかあまりスッキリしないというか、好調とは言い難いけれど(しかし、これまで50年生きてきて、「今日は調子がいい!」と思ったことは一度もないような気がする)、なんとか生きて、働いている。自分の年齢を考えると、時間を大切にしなければ、と焦りながらも、次の給料日まで、なんとか俺の身体と心よ頑張ってくれ!と昔テレビで観た『キャプテン翼』の三杉くんのような心境にもなっています。あらためて考えると、小学生の三杉くんにあんなに無理させるなよまわりの大人。 さて、冒頭のエントリには、僕が書いたものとしては珍しく、少なからぬ反応をいただいたので、ご紹介しておきたいと思います。 なんのかんの言っても、こういう「中年の

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    dds7010 2022/10/18
  • 緩募:「煮詰まった中年男性」の気分転換の方法 - いつか電池がきれるまで

    ちょっと弱っている。というか、なんだか煮詰まっている。 新型コロナウイルスの流行から2年半、ようやく収束も見えてきたのではないか、と思いたい状況ではある。 僕自身は、50年間インドア系として生きてきて、外に出るのはギャンブルかゲームセンターか書店に行くときだけで十分……なつもりだった。いやそもそも、これらのことさえ、今の世の中では家に居ながらにしてほとんど可能になっている。昔は「やっぱり馬券が手元にないと盛り上がらない」と思って場外馬券売り場になんとか時間をつくって通っていたものだが、最近はネット投票全盛となり、発売締切直前でオッズが大きく変動するので、僕のような薄利命党でなるべく当てて気分良く過ごしたい人間にとっては、発走直前のオッズまで確認して買わないと「当たったけどマイナス」みたいなことが頻繁に起こるのだ。ネットはどこからでも、リアルタイムで参加できるという大きなメリットがある一方

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    dds7010 2022/10/01
  • もう読んでくれる人がいなくなって、話題にも、お金にもならない『ブログ』というもの - いつか電池がきれるまで

    yutoma233.hatenablog.com 『おのにち』さんは「はてなブログ」を長い間書いておられる方で、僕とは直接の絡みはほとんどないものの、固定読者も大勢いて、マイペースで更新されているのだろうな、と思っていました。 別にブログをやめるとかそういう話じゃなくて、『はてなブログ』有料版の期限が切れたのを延長せずに無料版でやります、というだけの話ではあるのだけれど、最後のほうに、こんな文章があったのです。 最近は、昔感じていたブログへの熱意みたいなものが残念ながら薄れてきつつあるんですけど、それでもやっぱり書くことは楽しいし、同じブログ仲間だ!と親近感を抱いている人達もたくさんいるので、これからも細々と続けていけたらいいなぁと。 ああ、ブログへの熱意みたいなものが薄れてきているのは、僕だけじゃないんだな、と。 それは別に今にはじまったことではなくて、もう5年前くらいから、僕が書いてい

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    dds7010 2022/08/09
  • 『バディミッション BOND』感想と「アドベンチャーゲーム苦難の時代」 - いつか電池がきれるまで

    バディミッション BOND -Switch 発売日: 2021/01/29メディア: Video Gamewww.nintendo.co.jp ようやくクリアしましたSwitch版『バディミッション BOND』。 とはいっても、「そんなゲーム、出ていたの?」という向きも少なからずいらっしゃるのではないかと思うのです。 アドベンチャーゲーム大好きな僕も正直、体験版を遊んでみるまでは「わざわざ買うほどでもないなあ」「グラフィックも、ちょっと子ども向けな感じだし……」という感じだったのです。 体験版がけっこう面白かったというか、続きが気になるし、これならすぐにクリアできそうだな、最近あんまりゲームをクリアしてないしな、たまにはエンディングでも見るかな、と購入したんですよ。 家庭用ゲーム機のアドベンチャーゲームって、いわゆる「ノベルゲー」意外は、まあだいたい、6〜7時間くらいで終わることが多いじゃ

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    dds7010 2021/03/17
  • かわん(id:kawango)さんと「ブロッキング」と「ネットの自由の限界」の話 - いつか電池がきれるまで

    kawango.hatenablog.com id:kawangoさんのエントリは、僕にとっては「99対1の壁のあちら側の人」が、あえて壁を乗り越えて話をしにきてくれているような感じがするのです。僭越ながら「ネット原住民」のひとりとして、共感するところもたくさんあります。 id:kawangoさんについては、3年前、ブロッキングを巡る議論がなされているときに、けっこう長いエントリを書きました。 (もし、お時間があれば、以下のエントリを御一読いただければと思います) fujipon.hatenablog.com 『ニコニコ哲学』という2014年に上梓されたのなかで、川上さんは、こう述べておられます。 fujipon.hatenadiary.com 川上:インターネットに国境がない状態で何が起こるかというと、グーグルとかフェイスブックとかそういうグローバルなプラットフォームが国家みたいな権力

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    dds7010 2021/01/13
  • 2021年の個人ブログの「誰にも言えない話をネットに書く文化」の復活と、「有料化」の話 - いつか電池がきれるまで

    あけましておめでとうございます。 年もよろしくおねがいいたします。 昨年、2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う「新しい生活様式」に戸惑う1年になりました。昨年末から年明け、新型コロナウイルスの感染者数は収束するどころか、さらに増えてきており、多くの人たちは「コロナ疲れ」というか、「コロナ慣れ」してしまっているかのようにも感じます。正直、ここまで増えてくると、感染経路を特定するのも困難だし、ワクチンが実用化されて普及するか(とはいえ、こんな短い期間で開発されたワクチンはちょっと怖いな、とも思うのですが)、ほとんどの人が既感染者になってしまうしかないのかな、とも考えてしまいます。ただ、あまりにも急速に感染拡大すると、医療機関で対応しきれなくなってしまうため、なんとか感染者数の爆発的な拡大を抑制したいところではありますが…… このブログでは、毎年、新年最初のエントリは、「現

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    dds7010 2021/01/03
  • こんな世の中だからこそ、「本当のお金持ち」の話をしよう。 - いつか電池がきれるまで

    お金持ちがポンとちょっとしたお金を出して、それを獲得したい貧乏人たちが醜く争ったりしてその様子をお金持ちが眺めて楽しむといったようなウェブサービスを作りたいですね。— pha (@pha) 2008年12月10日 太い実家のない俺が40歳までに何千万の貯金と家を手に入れるのはもちろん無理だったし、ワインをやっていなかったとしても焼け石に水、ぜんぜん無理だっただろう。どんな仕事をしてどんな暮らしをすればそうなるんだ。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2020年12月14日 僕はけっこう長い間、「お金のことをあれこれ言うのは、はしたない」というような、しょうもない矜持みたいなものを抱えていて、その一方で、先輩に頼まれていった当直アルバイトのお金を貰っていないことをずっと根に持つような人生をおくってきたのです。 正直なところ、子どもの頃から、切実にお金に困

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    dds7010 2020/12/16
  • 新庄剛志さんの「上機嫌な生き方」の素晴らしさが、昔の僕には理解できなかった。 - いつか電池がきれるまで

    nlab.itmedia.co.jp news.yahoo.co.jp 48歳の新庄剛志さんが、15年ぶりのプロ野球選手復帰をめざして、2020年12月7日にトライアウトを受験しました。 3打席凡退のあと、最後の4打席目で、見事なレフト前タイムリーヒット! ネットでもけっこう話題になり、やっぱり「持っている人」だなあ、と僕も少し嬉しくなりました。 新庄選手は僕と年齢が近いのですが、僕は新庄のあの傍若無人な態度、昔はあまり好きではありませんでした。むしろ、「野球選手なんだから、もっと真面目に野球やれよ!」「格好ばっかりつけやがって!」というような、否定的なイメージを抱いていたのです。その感情のなかには、あんなに「自由奔放」にもかかわらず、世間から「叩かれる」なんてこともなく、かえって愛される新庄剛志という人間への妬みの成分も含まれていました。 でも、メジャーリーグから日ハムに入団し、チーム

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    dds7010 2020/12/08
  • とある中年男の「眠り」と「イライラ」と「化学物質で制御される自分の『こころ』」 - いつか電池がきれるまで

    伊藤氏がガンを告知された時、医者から渡された安定剤を飲んだ瞬間に絶望や恐怖みたいな負の感情が綺麗さっぱり消えちゃって、「化学物質で制御される自分の『こころ』って一体何なんだ」と怒りがこみ上げてきた、というようなことを言っていて、『ハーモニー』にはそういう原体験が組み込まれている— Bellucci (@bellucci_0) 2020年11月25日 fujipon.hatenadiary.com 伊藤計劃さんが亡くなられたのは2009年ですから、もう10年以上経つんですね。 僕もここ数年、いくつか薬を飲みながら生活しているのです。40代後半ともなれば、「そういうもの」ではあるのでしょうけど、健康診断の時期になるたびに「自分はまだ心電図とか胃カメラの対象じゃないな、年齢が上がってくるといろいろ検査が多くなって大変だな」と思っていたはずなのに、いつのまにか自分が「その対象」になっているのです。

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    dds7010 2020/11/27
  • 2020年アメリカ大統領選挙の行方とトランプ大統領の「非常識な」4年間 - いつか電池がきれるまで

    www3.nhk.or.jp まもなく、アメリカ大統領選挙の投開票が行われます。 4年前、2016年の大統領選挙では、民主党のヒラリー・クリントン候補が結局勝つんだろうな、と思いきや、開票がはじまってみると、共和党のトランプ候補が激戦州で次々に勝利をおさめ、当選しました。 そのとき、僕は人生はじめての激しい回転性めまいを発症し、起き上がることもできずに、「あの問題発言だらけのトランプさんが、大統領に……?」と、世界の終わりを見ているような気分になっていたのです。 イギリスのEU離脱といい、とんでもないことになった、と思いつつも、歴史に残る瞬間を目の当たりにしている、という高揚感もあったのです。 あれから4年も経ったのか…… 側近は次々にいなくなり、相変わらずツイッターで問題発言を繰り返し、アメリカの半分から嫌われ続けたトランプ大統領ですが、4年間の任期をなんとか全うすることになりそうです。

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    dds7010 2020/11/04
  • 「GoToトラベル」と「最大多数の最大幸福」 - いつか電池がきれるまで

    www.watto.nagoya 日は「再分配によって、さらに格差が拡大している国」なんですよね。 fujipon.hatenadiary.com 先進国における子どもの貧困率を「市場所得」(就労や、金融資産によって得られる所得)と、それから税金と社会保険料を引き、児童手当や年金などの社会保障給付を足した「可処分所得」でみたものである。税制度や社会保障制度を、政府による「所得再分配」と言うので、これらを「再分配前所得/再分配後所得」とすると、よりわかりやすくなるかも知れない。 これをみると、十八カ国中、日は唯一、再分配後所得の貧困率のほうが、再分配前所得の貧困率より高いことがわかる。つまり、社会保障制度や税制度によって、日の子どもの貧困率は悪化しているのだ! もう10年以上前に書かれたものなのですが、日は、新型コロナ以前から、「こういう国」なわけです。 「GoToトラベル」について

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    dds7010 2020/09/20
  • 「読まれなくなった」三島由紀夫さんと、「読まれている」星新一さんの話 - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 三島さんの作品は、大きな書店に行けば、文庫でひととおり揃っていますし、夏目漱石や太宰治に比べたら「読まれていない」かもしれませんが、それは、「教科書に小説が乗っている=読んだことがある」とカウントされているのも大きいのではないかと。 あと、夏目漱石さんには『坊ちゃん』『こころ』という、教科書に載っていて、読みやすいビギナー向けの作品(太宰なら『走れメロス』『人間失格』)が定番化しているのですが、三島さんの場合は、そういう「まずはここから」みたいなものが固定されていない印象があります。『仮面の告白』『金閣寺』『潮騒』あたりが有名な作品ということになるのですが、いずれも、そんなに読みやすくはない。 ただ、僕が学生だった頃(いまから30年くらい前)も、三島さんは知名度のわりにあまり読まれていない作家、という印象はありました。その理由として、自衛隊に乗り込んでい

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    dds7010 2019/03/05
  • オンラインサロンを動かしているのは、「孤独」というエネルギーなのかもしれない。 - いつか電池がきれるまで

    togetter.com まあ、ブラック企業的ですよねこれは。 結局のところ、自分は無償では働かないけれど、自分のために無償で働いてくれる人に関しては「問題なし」なのだから。 ネットをやっていると、自分だけは例外、になってしまう人が多いこと気づくのです。 (ちなみに僕もよくそう言われます。自分ではそんなつもりはない、というか、そうならないように注意してはいるのですが) もちろん、何事にも完璧を期していては、何も言えない、ということになってしまうので、致し方ないところはあるのだけれども。 そもそも、当にちゃんとした人間は、ブログに書くより、手や身体を動かしているのではないか、とも思う。 オンラインサロンの組織を「オウム真理教」になぞらえている人も多いのですが、たしかに、現代のオンラインサロンって、新興宗教的な感じがするんですよ。 fujipon.hatenadiary.com こののなか

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    dds7010 2019/02/12
  • 「やりたいことを仕事にすれば我慢しなくていい」って言う人たちについて - いつか電池がきれるまで

    bunshun.jp 半世紀くらい生きてきてわかったのは、お金をもらえる「仕事」には、2種類しかない、ということです。 ひとつは、みんなができないこと。 もうひとつは、みんながやりたくないこと。 ものすごく大雑把に考えると、この2つしかないのです(みんなができなくて、しかもやりたくない、という合わせ技もあるのですけど)。 僕も野球部で1年生は球拾いのみとか、寿司屋で何年も皿洗いとかいうのは、不合理だし、旧いシステムだなあ、と思うのです。球拾いをしたって野球が上手くなるわけでもないし、皿を洗っても、美味しい寿司が握れるとは思えない。 ただ、野球部とかでも、当にすごい選手は1年生でも、全盛期のPL学園で夏の甲子園に出場していたので、おそらく「例外」みたいなものはあるのでしょう。寿司屋はどうかわからないけれど。 fujipon.hatenadiary.com 「下積み」って、ほんと効率が悪いで

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    dds7010 2018/05/12
  • 乙武洋匡さんと岡田斗司夫さんの「自己肯定感」という魔物 - いつか電池がきれるまで

    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160323-00506816-shincho-socizasshi.news.yahoo.co.jp http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160325-00000004-spnannex-ent このニュース、最初に聞いたときには「あの乙武さんがねえ……」という、ちょっと信じられないような気持ちになったんですよね。 それは、乙武洋匡さんの人格への信頼というよりは、乙武さんの身体的なハンディキャップから考えると、5人もの女性とうまく不倫を続けていくというのは、ものすごいアクロバティックな行為だと思ったから。 いや、その「行為」そのものが、というわけじゃないんです。 乙武さんは移動も特殊な車いすを使用していて、移乗するのも自分ひとりでは難しい。 ある程度遠出するためには、

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    dds7010 2016/03/26
  • 「医学部に進んでしまったけれど、医者にはなりたくない」という増田さんへ - いつか電池がきれるまで

    anond.hatelabo.jp 僕には僕自身の経験からしか語れないのだけれど、それでもこの増田さん(「はてな匿名ダイアリー」の著者は、「増田」と呼ぶのが慣例なのです)の選択に、少しでも役に立てればと願いつつ書きます。 僕自身、あまり医者になりたくなかったのに、結果的になってしまった人間なので、増田さんの気持ちはわかる。 僕の父親は医者で、普段は「お前は医者にならなくても、好きなことをやってもいいよ」と言ってくれていたのですが、高校時代の模試で一度法学部希望にしたら、あからさまに機嫌が悪くなったのを覚えています。 僕の人生の「職業選択における希望」は、弁護士か文系の学者(できれば歴史学者、「ヤン・ウェンリー症候群」ですね)、もしくは「ものを書いてべられる人」だったんですよね。 あと、ゲームをつくる人や、ゲーム雑誌の編集者にも憧れたなあ。 ただ、そういう親の「暗黙の期待」みたいなものを裏

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    dds7010 2016/01/13
  • 高橋健一容疑者と「女性を傷つける」ということ - いつか電池がきれるまで

    www.nikkansports.com 昨夜、こんな記事をみて、いろんなことを考えていました。 そもそも、伊集院光さんは反省すべきなのか、反省すべきなら、それは何に対してなのか。 プロの喋り手として、犯罪者を擁護する発言を公共の電波に乗せてしまったことなのか、自分に人を見る目が無かったことに対してなのか。 www.sponichi.co.jp この大久保佳代子さんの「ちょっと訂正いいですか?」というのも読むと、高橋さんという人は、少なくとも芸人仲間たちからは愛され、信頼されていたのだな、というのが伝わってくるんですよね。 伊集院光さんは「自分の人を見る目の無さを思い知らされた」と仰っていますが、僕も40年以上生きてきたのだけれど、生きれば生きるほど「人ってわからない」と痛感させられます。 みんなけっこう「自分は人を見る目がある」って思っているのかもしれないけれど、当にそうなら、日で3

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    dds7010 2015/12/30
  • 「罪をつぐなう」ということ - いつか電池がきれるまで

    観ていたワイドショーのなかで、『絶歌』の発売について、街の人の声をきいていたのです。 そのなかで、「罪もつぐなっていないのに、こんなふうにを出すなんて……」と答えていた人がいました。 そうだよね……と思いつつも、僕はふと考えたのです。 いったいどういう状況になれば、「少年A」は「罪をつぐなった」ことになるのだろう?と。 いまの世の中の慣習としては、罪に対して、刑務所で服役したり、罰金を払ったりすれば「罪をつぐなった」ということになっています。 その後は、基的に、外部から何かを強要されることはない。 もっとも、「少年A」は、犯罪をおかした年齢が低かったので、当時の少年法にもとづいて裁かれ、刑務所で服役してはいないのですけど。 現実には、それとは別に「刑務所帰り」に対する偏見のような「社会的制裁」もあります。 「人を殺したことがあっても、刑務所で服役して帰ってくれば、『罪をつぐなった』から

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    dds7010 2015/06/13