日高市付近の高麗川(2005年9月30日) 高麗川(こまがわ)は、埼玉県南西部から中部にかけて流れる荒川水系の一級河川である。越辺川の支流。 埼玉県飯能市、秩父郡横瀬町、比企郡ときがわ町の境である苅場坂峠付近に源を発し、南川と北川が合流して高麗川と呼ばれるようになる。飯能市、日高市、入間郡毛呂山町を流れ、その間に長沢川、宿谷川などの支流を合わせ坂戸市で越辺川に合流する。 この高麗川は、急激な増水により鉄砲水になりやすい川である。また、越辺川最長の支流であり河川延長は本川である越辺川(35.8km)よりも長い[1]。 かつて高句麗から渡来した高句麗人を受け入れた高麗郡(現在の日高市周辺)を流れることからこの名がある[2]。日高市の中心部にある高麗川駅の駅名も高麗川に由来する。