駒大コンビで逆転！千葉８戦目の今季初勝利 【千葉２―１ＦＣ東京】信じて、走って、千葉が今季初勝利をもぎ取った。逆転勝利の瞬間、ＦＷ巻とＦＷ深井の“ＭＦ砲”が力尽きたようにピッチに転がる。奇跡のＪ１残留を決めた昨年１２月６日の昨季最終戦（対ＦＣ東京）から１３３日。まるであの時の再現のような勝利に、スタンドは歓喜に包まれた。 後半４０分まで０―１。だが、「前回（昨季最終戦の対戦）のイメージがあったから、（逆転）できるんじゃないかと思った」と巻が振り返ったように、熱いドラマはそこから始まった。 後半４１分、途中出場したＭＦ谷沢のスローインをＭＦアレックスがつなぎ、巻が左足で押し込み同点に追いつく。ロスタイムに入って２分が経過したところで今度は谷沢のスルーパスを深井が左足で流し込んで決勝ゴールを決めた。 １３３日前の対戦では０―２の後半２９分から途中出場の谷沢が２得点するなど４得点を

ＦＣ東京、屈辱敗戦でミーティング大荒れ 【ＦＣ東京１―２千葉】ＦＣ東京は昨季最終節と同じ屈辱的な逆転負けで、千葉に今季初白星を献上した。試合後のミーティングは沈黙に支配され、物静かなＦＷ近藤が控室の壁を殴りつけながら怒りを爆発させるなど、異様な雰囲気。前半１８分、２３メートルの先制ミドル弾を決めたＭＦ石川も「ミーティングでも最後はみんな顔を上げていたし、切り替えるしかない」と話すにとどまった。連敗の中、ボランチで初先発した高卒ルーキーの米本が後半２４分までプレーしたのが数少ない収穫だった。

巻同点弾！深井Ｖ弾　千葉ロスタイム逆転今季初白星…Ｊ１第６節 後半４１分、同点ゴールを決めた千葉・巻 ◆Ｊ１第６節　Ｆ東京１―２千葉（１８日・国立競技場）　今季公式戦７試合未勝利だった千葉がＦ東京に２―１で逆転勝ちした。１点を追う後半４１分にＦＷ巻誠一郎（２８）のゴールで同点に追いつくと、後半ロスタイムにＦＷ深井正樹（２８）が左足で逆転ゴール。“駒大コンビ”の活躍で、昨季最終戦で０―２からＦ東京に逆転した「奇跡の残留」をほうふつとさせる劇的勝利を飾り、１３位に浮上した。浦和は京都に１―０で勝ち、ナビスコ杯を含め４試合連続の１―０完封勝利で鹿島に次いで２位につけた。 劇的なクライマックスだった。千葉が後半４１分から試合をひっくり返した。まずはＦＷ巻だ。ＭＦアレックスのクロスを左足で流し込んだ。ロスタイムには、ＭＦ谷沢のスルーパスに抜け出したＦＷ深井が左足でゴール左隅へ逆転弾を突き刺した。「最

Ｆ東京・近藤、サポに激高…Ｊ１第６節 ◆Ｊ１第６節　Ｆ東京１―２千葉（１８日・国立競技場）　Ｆ東京は昨季最終戦の悪夢の再現となった。前半１８分にＭＦ石川が今季初ゴールを挙げたが、逆転負け。サポーターから大ブーイングを浴び、ＦＷ近藤は控室前で「ふざけんな！」と壁をたたき激高。「いろいろ言われて悔しかった」と話した。 （2009年4月19日06時01分  スポーツ報知） （ ） （ ） ソーシャルブックマークに登録