浦和サポ居残りにF東京社長が激怒!! ◆J1第31節 F東京0─1浦和(8日・味の素スタジアム) 歓喜の浦和サポーターが試合後もスタンドに居残って勝ちどきを上げ続けたことに、F東京の村林裕社長が激怒。観衆の速やかな退場を求め、公衆の面前で浦和の橋本光夫社長を一喝する一幕があった。異例のトップ対決に発展したが、菊地秀夫マッチコミッショナーを通じ、この問題はJリーグに事情報告される見通しだ。
大分、スポンサー撤退でさらに経営難に 来季からJ2に降格する大分が、資金難のためJリーグに「公式試合安定開催基金」の融資を申請することが確実となった。10日、資金集めをする溝畑宏社長の代理でJ1実行委員会に出席した原靖強化部長は、「まだ申請はしていませんが、(借金)それに近いです」と話した。11日には溝畑社長が会見し、Jリーグへ融資を申請することを明かすと見られている。 また、精密機器メーカーなどの持ち株会社「ユニオンホールディングス」の社長らが逮捕された影響で、その傘下にある大分のユニホームスポンサー「オメガ・プロジェクト」も、スポンサーから外れることが確実。さらに経営難になる模様だ。
来季編成先送り、胸スポンサー「ニトリ」撤退…札幌 メーンスポンサー「ニトリ」の来季撤退について事情説明した札幌・矢萩社長 来季J1昇格に照準を変えたばかりのコンサドーレ札幌に激震が走った。ユニホーム胸にロゴを掲出するメーンスポンサー・家具販売大手「ニトリ」が7日、今季限りで撤退することが分かった。札幌・矢萩竹美社長(59)が明かした。年間約2億円を支援する大口スポンサーが退くことで、クラブ側はチーム強化費など来季予算の練り直しを迫られる。石崎信弘監督(51)の続投要請を筆頭に戦力編成も先送りされることになった。 「ニトリ」撤退のダメージは計り知れない。J1昇格した08年からユニホーム胸にロゴを掲出する同社のスポンサー料は年間約2億円。すでにクラブ側は支援継続を前提にチーム強化費を含めた来季予算策定を進め、詰めの段階にさしかかっていた。これにより、石崎監督の続投オファー、最優先事項としてきた
江尻監督、続投要請保留 J1復帰へ条件2点…千葉 J2落ちが決まった8日の川崎戦後、FW巻(左)を慰める江尻監督 8日の川崎戦で敗れ、チーム史上初のJ2降格が決まった千葉の江尻篤彦監督(42)は9日、来季の続投要請を保留していることを明かした。今季最後まで戦い抜いたうえで、自身のチーム作りの反省と展望の話し合いをクラブと進める考え。現段階では、1年でのJ1復帰のため、現有戦力保持、選手層の厚みを増すなどをクラブに訴える考えだ。 「ジェフに育ててもらった人間がJ2に落として、要請されたからといって、簡単にやりますよとは言えない」。江尻監督は、重い口ぶりで話した。三木博計社長(59)は続投方針を固め、川崎戦を前にした大事な時だった先月末のパーティー席上で“公言”。だが、監督本人には、軽く結論が出る問題ではない。 降格決定後、OB諸氏から連絡を受けた。温かい言葉に励まされたが「僕自身、見つめ直さ
千葉、45年で初の降格…日本リーグ創設から1部で戦い続けた名門が涙 初のJ2降格に泣きながらサポーターに頭を下げる巻(左端)ら千葉イレブン ◆J1第31節 川崎3─2千葉(8日・等々力陸上競技場) 千葉が川崎に2―3で敗れ、16位以下が確定。3試合を残して来季のJ2降格が決定した。試合終了間際に同点に追いつき意地は見せたが、最後は力尽きた。千葉は1965年、前身の古河電工時代に日本リーグに参加して以来、唯一1部で戦ってきたが、初の下部リーグ転落。来年は1年でのJ1復帰を目指す。 歴史が途絶える瞬間が来てしまった。試合終了の瞬間、DF和田はピッチに座り込み、FW巻は視線をさまよわせ、おぼつかない足取りだ。チーム初の2部降格。“最後の砦(とりで)”だった名門が落ちた。 「(ジェフの)黄色いユニホームを着てプロ生活を始め…」と言ったきり、巻は涙で声を詰まらせた。DF坂本は「現実をしっかり受け止め
千葉、ついに力尽き初の降格 川崎が首位守る…J1第31節 J2降格が決定、サポーターと涙を流した千葉・巻 ◆J1第31節(8日・川崎市等々力陸上競技場ほか9試合) レナチーニョのハットトリックで川崎が千葉に3―2と競り勝ち、勝ち点58で首位を守った。敗れた千葉は3試合を残して16位以下が確定し、J2降格が決まった。千葉は前身の日本リーグ、古河電工時代以来、初の下部リーグ転落。 鹿島は興梠の得点などで山形に2―0で快勝して2位をキープし、川崎を勝ち点1差で追走。3位G大阪も京都に4―1でともに快勝したが、4位の清水は柏に0―5で大敗を喫した。 新潟は大島が2得点し、磐田を2―0で退け、広島は1―0で大宮を破った。名古屋は神戸を1―0で下し、既にJ2降格が決まっている大分は2―1で横浜Mを振り切った。FC東京は0―1で浦和に敗れた。 千葉FW巻誠一郎「この結果は自分たちのプレーが招いた結果。(
降格の瀬戸際に大量激励メール…千葉 前節(24日)の鹿島戦に敗れ、J2降格の瀬戸際に追い込まれた千葉に、27日までにサポーターから大量の激励メールが届いた。通常、試合後は数通程度だが、今回は10倍以上の50通弱。スタッフによると、批判的内容もあったが、「まだ決まったわけじゃない。悪い結果になっても応援するから、がんばれ」など前向きなものが8割以上を占めていたという。応援の声を受け、残り4試合で意地を見せられるか。
江尻監督続投も…千葉 千葉はJ2降格の危機にあるが、江尻監督の来季続投の方針を決めた。チーム側によると、28日に行われたスポンサーとの会合で三木社長が「来季も江尻監督で戦います」と明言したという。ただ、監督本人は、29日の練習試合後に、「辞めるのも責任の取り方だし、最後までかかわるのも責任の取り方。終わってから考えたい」と態度を保留。今季リーグ残り4試合を戦い抜き、進退に結論を出す考えを示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く