Image credit: NASA 国際宇宙ステーション（ISS）にドッキングしている宇宙ステーション補給機（HTV）技術実証機（初号機）のドッキング解除について、10月30日に行われるようだ。 アメリカ航空宇宙局（NASA）と宇宙航空研究開発機構（JAXA）によると、HTV初号機の運用は極めて順調に行われおり、現在、HTV初号機からISSへの物資搬出作業が引き続き進められているという。 搬出作業が終わると、第21次長期滞在クルーらはISSの不要品をHTV初号機に収容し、ドッキング解除に向けての最終準備を行う。ISSから切り離されたHTV初号機は翌日に軌道を離脱し、大気圏に突入し、燃え尽きる。 HTV初号機のドッキング解除は10月30日に予定されているが、今後の運用状況によって、日程が変わる可能性もある。 HTV初号機は9月11日にH-IIBロケット試験機によって打ち上げられ、9月18日

宇宙航空研究開発機構（以下、JAXA）は、山間地、ビル陰に影響されず、全国をほぼ100％カバーする高精度な測位サービスの提供を目的とした準天頂衛星システム（QZSS: Quasi-Zenith Satellite System）の開発を行っており、準天頂衛星初号機を平成22年度に打上げます。 この衛星に対して広く皆様に親しみを持っていただくため、衛星の愛称を募集いたしますのでお知らせいたします。 【参考】準天頂衛星システムについて 「見上げれば　宇宙（そら）から照らす　道しるべ」　　～時空間情報が導く新たな未来～ 近年、カーナビやGPS機能を搭載した携帯電話の普及により、衛星を使った測位サービスはなくてはならない存在になりました。しかしながら、日本の都市部は高い建物が多いため、GPS衛星の可視条件が悪く、測位精度の劣化が度々おこります。準天頂衛星の大きな特徴は、日本の天頂付近で長い時間見え