Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業株式会社は9月11日20時17分、準天頂衛星初号機「みちびき」を載せたH-IIAロケット18号機を、鹿児島県種子島宇宙センターから打ち上げた。 打ち上げられたH-IIAロケットは順調に飛行し、打ち上げから約2分後に固体ロケットブースタを切り離し、打ち上げから約29分後に「みちびき」を所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。H-IIAロケットの打ち上げは今年5月以来、約4ヶ月ぶり。 「みちびき」は準天頂衛星システム(QZSS)初号機で、重さ約4000kg。準天頂軌道に投入された後、現在のGPS信号や新型GPS信号とほぼ同一の測位信号を送信し、GPS の電波が届きにくいビルや山でも測位サービスを提供すると共に、GPSの精度を向上させる精密な補正信号も送信し、日本全国どこでも高精度な測位を実現させる。 なお、今回の