2009年12月30日のブックマーク (3件)

  • 火星隕石「ALH84001」、やっぱり生命の痕跡 | 火星 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は11月30日、1996年に発見され、生命の痕跡があるとして騒がれていた火星の隕石「ALH84001」について、最新の機器を用いて再度分析した結果、やはり生命の痕跡の証拠があると発表した。 NASAによると、ジョンソン宇宙センターの研究チームは、最新の電子望遠鏡などを用いて、「ALH84001」に含まれる磁鉄鉱の結晶を分析し、当にこのような結晶が熱や衝突など、自然に作られたかどうかを再評価した。その結果、磁鉄鉱の結晶は自然に作れたものではなく、やはり何らかのバクテリア(生命体)が作り出した可能性が高いと結論づけた。 今回の研究成果について、科学者のキャシー・トーマス=ケプルタ氏(Kathie Thomas-Keprta)は「我々の研究結果では、以前の無機形成の仮説とデータが矛盾していることを示唆し、生命活動の可能性を示し

  • ハッブル、新カメラで史上最深部の銀河を撮影 | 銀河・星雲 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は12月8日、ハッブル宇宙望遠鏡の広視野/惑星カメラ3(WFPC3)によって撮影された、最も古い銀河の画像を公開した。 この画像はハッブル・ウルトラ・ディープ・フィールド(HUDF)の一部を捉えたもので、広視野/惑星カメラ3の近赤外線を用いることで、より深宇宙の撮影が実現した。ビッグバンからわずか6億年後に形成されたとみられる銀河が、ほのかに赤く写っているという。 撮影は2009年8月下旬に行われ、露光時間は4日間で計17万3000秒間。赤外線は目で見えないため、波長ごとに(青=1.05ミクロン、緑=1.25ミクロン、赤=1.6ミクロン)色が割り当てられている。 また、研究者らは、宇宙誕生初期の銀河がどのように進化したのかについて、この画像は大きな手がかりとなるだろうと話している。 ハッブル宇宙望遠鏡の最後の補修ミッション

  • 巨星を公転する2つの褐色矮星を発見 | 系外惑星 | sorae.jp

    Image credit: NASA 惑星系は考えられていた以上に、より素早くかつ効率的に形成されるのではないかという指摘がなされた。 これはペンシルバニア州立大学のアレキサンデル・ヴォルシュチャン(Alexander Wolszczan)教授を中心とする研究チームにより発表された。同チームはタイプKの赤色巨星「BD +20 2457」の周囲に2つの褐色矮星を発見したが、これは極めて珍しい。 褐色矮星(Brown Dwarf)とは、通常の惑星よりも遙かに重いが(木星の13~75倍を超える)、中心部で持続的な核融合反応が生じるには足らない質量を有する、いわば「恒星になり損なった」天体。はっきりとした誕生プロセスもわかっておらず、通常の惑星と同様に原始星を取り巻くガス円盤(星周円盤)の中で形成されたのか、恒星のように星間ガス雲の中で独立して形成されたのか、議論が収束していない。だが今回の発見

    dead_moon_rising
    dead_moon_rising 2009/12/30
    BD +20 2457 b, c