日本生まれの「ロリータファッション」の普及を目指し、福岡市で「日本ロリータ協会」が設立された。人気読者モデルで同協会会長に就任した青木美沙子さんは「各国で普及リーダーを任命して魅力を伝えたい」と意気込む。 ロリータファッションは、白やピンクを基調にフリルやレースをふんだんにあしらったデザイン。人気が広がるアジア諸国への発信拠点として、福岡市の服飾専門学校の関係者らが協会を立ち上げた。会員約2100人のうち、6割が海外の愛好家という。 19日に福岡市で開かれたお茶会イベントは約30人が集まり、お互いのファッションについて情報交換をして親睦を深めた。支部のある静岡や岡山のほか、メキシコ、台湾、香港など海外でも同様の活動をする。今秋にはインターネットで受験できる「日本ロリータ検定」を実施する計画だ。