2012年02月21日11:20 カテゴリ経済 「りそな方式」の欺瞞 枝野経産相は「東電をりそな方式で処理する」と言っているが、次のような国会質疑をご記憶だろうか。淺尾慶一郎(当時民主党)「経営者が多少の責任をとっただけで、従業員も株主も何ら責任をとらない。政府は『**は債務超過ではない』というが、**の決算資料では一株あたりの株主資本はマイナスとなっている。つまりは普通株で見れば、これは完全に債務超過だ」 竹中平蔵金融・経済財政担当相「マイナスになるのは事実だが、現実には[政府が]優先株を出資して、そこに資本として存在している。[100%減資は]株主自身が総会で特別決議しなければ行えないものであり、万が一強制した場合、憲法で認められた財産権の侵害という点で重大な支障が生じる」 淺尾「それでは8000億円投入している国民の財産権はどうなるのか」これは民主党のホームページに出ている2003年