搭乗率苦戦のLCC、迷走するスカイマーク、底堅いJALとANA…混戦の航空業界 Business Journal 1月18日(金)17時57分配信 2012年は日本初のLCC(格安航空会社)が就航しLCC元年と呼ばれた。日本航空が再上場するなど航空(エアライン)業界は何かと話題が多かった。 13年はどうなるのか。1月7日、国内航空9社の年末年始(12年12月21日〜13年1月6日)の利用実績が発表になった。航空各社にとって年末年始はかき入れ時、搭乗率は新規参入したLCC3社の今後を占う目安になる。搭乗率75%以上がLCCの採算ラインといわれているからだ。 航空専門情報会社「Aviation Wire」調べによるとLCC3社の国内線の搭乗率は8割前後と好調だった。だが、LCCと大手に挟まれたスカイマークは7割台前半と苦戦した。 LCC3社のうち搭乗率が最も高かったのは関西国際空港を拠点