Merakiは米国時間8月18日、同社として初の北米地域におけるWi-Fi利用事情の調査リポート「Wireless Census」を発表した。劇的な変化が示されてはいるものの、それほど驚くべきではない調査結果が明らかにされている。基本的にはワイヤレス通信に対応したデバイスの急増傾向が続く中で、Apple製のモバイル通信機器が最も大きく伸びてきている。 Wireless Censusでは、2008年6月2日と2009年6月1日の2日間、北米でMerakiが提供しているWi-Fiアクセスポイントの中から1万カ所をランダムに抽出して、24時間単位でのアクセス状況などが調査された。各24時間の調査対象期間中にアクセスポイントへの接続リクエストが検出された異なるクライアントデバイスの総数が計測されている。同調査は、マクロレベルのトラフィックおよびエンドユーザーのデバイスの傾向を探る目的で実施された。