米でWiMAX網を運営するクリアワイヤ(Clearwire)が、12月1日に返済期限を迎える2億3700万ドルの債務について、返済をスキップする可能性が浮上し、米国時間18日には同社の株価が一時3割以上も下落したという。 クリアワイヤのエリック・プルシュ(Eric Prusch)CEOは、WSJとのインタビューの中で、同社の財務状況について9月末時点で手元に6億9800万ドルの現金があり、12月1日の債務返済は十分可能であるとした上で、この支払いを行った場合にはその後12ヶ月の間に多額の資金を調達する必要が生じると発言。さらに「われわれは全ての可能性を検討する必要がある」と述べて、支払いを見送る可能性を視野に入れていることを示唆したという。 WSJのこの報道を受けて、クリアワイヤの株価は大きく下落、一時31%減の1.28ドルまで下がり、18日終了時点では少し戻したものの最終的に20%減の1