2016年に入って、大きな注目を集めている女性ヴォーカル・ユニットがキングだ。ケンドリック・ラマーが『Section. 80』(2011年)で楽曲をサンプリングし、ロバート・グラスパー・エクスペリメントは『Black Radio』(2012年)で彼女たちをフィーチャー。さらに、生前のプリンスが絶賛してオープニング・アクトに起用したりと、早くから逸材ぶりをアピールしていた3人組は、今年2月に決定打というべきファースト・アルバム『We Are King』を発表し、ここ日本でも注目されるように。最近もロバート・グラスパー総指揮によるマイルス・デイヴィスの再解釈アルバム『Everything Is Beautiful』や、コリーヌ・ベイリー・レイの新作『The Heart Speaks In Whispers』といった話題作に客演しているほか、8月には〈サマーソニック〉出演も決まっている。 キング
平成27年10月、茨城県つくば市の自宅アパートの床に穴を開けて階下に侵入し、当時39歳の女性を襲ってけがをさせたとして、強姦致傷と建造物損壊、住居侵入の罪に問われた住所不定、無職の男(51)の裁判員裁判が今年5月、水戸地裁で行われた。思いを寄せる女性の真上の部屋にわざわざ引っ越し、犯行に及んだこの男。証人尋問や被告人質問では、男の一方的で、そして情熱的な片思いの全貌が明らかになった。(水戸支局 上村茉由) ■10年ぶりの「再会」 「恋愛感情を抱いていた。彼女は人生の全てだった」 男が吐露した愛の告白は、法廷の静寂に溶けて消えた。10年間かけて温めた思い。直接伝えることは、ついぞかなわなかった。 平成8年、インフラ整備会社に務めていた男が茨城県に赴任した際、同僚の男性に連れられて入った飲食店で、アルバイトをしていたのがその女性だった。しかしその後、男は東京都内へと転勤。18年に再び茨
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