超強烈な個性を放つアーティストの側には、必ずboboの存在あり。MIYAVIやTK from 凛として時雨、くるりやフジファブリックなど、それぞれ異なるベクトルの個性を持ったアーティストたちと関わってきたboboのドラマーとしての遍歴は、相当に興味深い。そして、その背景として大きくあるのは、やはり自らがメンバーである54-71の存在だ。先日再結成を発表したNUMBER GIRLと同時代に活躍したオルタナティブなバンドであり、boboの3点のみを使ったセットから叩き出されるストイックなグルーヴのインパクトは今も消えない。あのバンドで培った「音で語る」という哲学が、現在幅広いサポートで活躍するboboの礎になっていると言っても過言ではないだろう。これまでのキャリアを振り返ってもらうとともに、トラック全盛の時代における生ドラムの可能性についても聞いた。(金子厚武) 【ほか写真】boboインタビュ
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