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ブックマーク / realsound.jp (13)

  • 『スターフォックス64』が教えてくれた“対戦”の楽しさ 学校の看板を賭けた隣町の少年との勝負

    ゲームに関する記事を書いておいて何だが、私は「対戦」が苦手である。生来の気質もあるが、育った環境も関係しているだろう。実家の最寄りのゲームセンターがファイナル・ファイト状態だったのである。小・中・高校生が集っていたが、トイレに行けば即カツアゲをらい、対戦格闘ゲームで年上に勝つなどの“粗相”をすれば、最悪リアルなストレート・ファイトへ発展。世間的には格闘ゲームが流行していた時代だったが、私も一発カツアゲをらってから足が遠のいてしまった(この時は私の財布に200円しか無かったせいで、「いや~、こりゃ貰えないよ」と不良の子も許してくれたが)。私は怖くて近寄れなかったが、「新人の不良の子が挨拶に行く場」という『マイ・フェア・レディ』的な、いわば不良の社交場と化したゲームセンターもあった。当時の私にとっては恐怖を超えて都市伝説の領域で、若い子が先輩に下克上パンチを放つも、簡単に受け止められて、「

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    deadman 2018/08/21
  • ポップアートとしての『ポプテピピック』ーーその先進的構造の背景を読み解く

    とんでもないTVアニメシリーズが出現してしまった。いろいろな意味で破壊的な内容が話題となっている『ポプテピピック』である。爆発的な人気と注目を集めながら、自ら「クソアニメ」を名乗るこの作品、一体何が凄いのか、どう新しいのか。ここでは新設されたリアルサウンド「テック編集部」独自の方向からシリーズをじっくりと解剖し、分析していきたい。 批判を寄せつけない「クソ漫画」の先進的構造 竹書房『まんがライフWIN』連載の“大川ぶくぶ”の4コマ漫画作の原作である。背が小さくキレやすい“ポプ子”と、顔の長い“ピピ美”という2人の女子中学生が、意味不明の遊びをしていたり、世の中のムカつくものに暴力を振るったり、理由なく漫画、アニメ、ゲーム映画など既存の作品のパロディー行為をひたすら繰り返しているという内容だ。とくに現在の30代くらいの年代が反応できるようなパロディーネタが多いが、それらネタが複合的に

    ポップアートとしての『ポプテピピック』ーーその先進的構造の背景を読み解く
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    deadman 2018/02/19
    なんか最近小野寺系微妙に背伸びして文章書いてない?的外れなテキスト多い気がする
  • s-ken×甲本ヒロトが語る“70年代の熱狂”「火をつけて、燃えるところを見るまでやめられない」

    1990年代初めからプロデュース業に専念し、100以上に及ぶ作品を世に送り出してきたs-kenが、じつに25年ぶりとなるソロアルバム『Tequila the Ripper』をリリースし、5月26日にはビルボードライブ東京でs-ken & hot bombomsのオリジナルメンバーによるプレミアムなライブを行なう。R&B、ファンク、ラテン、ブガルー、ヒップホップなどのテイストを融合したサウンド、ハードボイルドにしてリリカルな歌の世界。1970年代後半から世界中の音楽シーンを生で体感し、日音楽シーンに大きな刺激を与え続けてきたs-kenは作によって、アーティストとしての特異な才能を改めて見せつけることになりそうだ。 今回は『Tequila the Ripper』のリリースとビルボードライブ東京での公演開催を記念して、s-kenと甲ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)の対談が実現。s-kenがプ

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    deadman 2017/04/28
  • 中原昌也×宇野維正 連載対談「試写状が来ない!?」第1回

    かつては映画館のアルバイトでもぎりを一緒にやっていて、その数年後、編集を手がけていた音楽誌で初めて映画のコーナーをもった時には対談の相手になってもらった。今回、リアルサウンド映画部をスタートさせるにあたっても、やはりこの人に登場願わないことには何も始まらないと思ったのです。Hair Stylisticsとしての音楽活動のかたわら、数々の文学賞に輝く著作を発表している作家にして、稀代の映画の語り手、中原昌也氏。もう誰も覚えていないと思いますが、連載タイトルは1997年から1999年にかけて『BUZZ』という雑誌で続けてきたコーナーからそのまま流用させてもらいました。今回は久々の復活第1回目ということで、2015年上半期の作品を振り返ろうと思っていたのですが……。(宇野維正) 「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は1回だけ観たって人がいない!?」 宇野維正(以下、宇野):というわけで、映画

    中原昌也×宇野維正 連載対談「試写状が来ない!?」第1回
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    deadman 2015/07/28
  • 『ひらけ!ポンキッキ』の背景にある驚きの音楽史とは? 史上初のテレビ童謡研究書を読む

    小島豊美とアヴァンデザイン活字楽団『昭和のテレビ童謡クロニクル 『ひらけ! ポンキッキ』から『ピッカピカ音楽館』まで』(DU BOOKS) 大変な労作。一言で説明すると、テレビ童謡の歴史を関係者の証言と資料から描き出した史上初の研究書・資料集となるが、それだけじゃなく、同時にアニメソングの展開史の側面もあり、さらには日フォーク、ロックの裏面史でもあるのだ。 著者にクレジットされている小島豊美は、フジテレビの児童向け番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナル楽曲のほとんどを最初期から担当したディレクターである。 つまり、「およげ!たいやきくん」も「いっぽんでもニンジン」も「パタパタママ」も「まる・さんかく・しかく」も「おふろのかぞえうた」も「カンフーレディー」もあれもこれも、当時、子供のみならず大人たちまでも口ずさみ、今もって歌い継がれている同番組の楽曲群のほとんどは、小島が手掛け、世に送り出

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    deadman 2015/05/13
  • スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」

    2015年にデビュー25周年を迎えるスチャダラパーのニューアルバム『1212』が、スチャダラパーとSPACE SHOWER MUSICによる新レーベル「ZENRYO RECORDS」から1月28日にリリースされる。同作は、2009年リリースの『11』以来、約6年ぶりとなるオリジナルアルバム。新曲群に加え、チャットモンチーとのユニット“スチャットモンチー”による「M4EVER」や、清水ミチコとの共作曲「Off The Wall」、ロボ宙とかせきさいだぁを迎えた「ワープトンネル」など、インディーズ活動の中で自主制作盤として発売した楽曲からピックアップしたものが収録されている。今回リアルサウンドでは、スチャダラパーにインタビューを実施。聞き手には、10年ぶりのスチャダラパー取材という音楽評論家の小野島大氏を迎え、インディーズ活動を通して味わった体験やスチャ流ヒップホップのあり方、今後の展開などを

    スチャダラパーが語る“味”ありきのヒップホップ論「カッコよくするだけだったら誰でもできる」
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    deadman 2015/01/27
  • 追悼・ジョニー大倉が音楽家として残したもの アメリカンポップス伝道師の顔とは

    ロックバンド・キャロルの元メンバー、ジョニー大倉が11月19日に肺炎のため亡くなった。彼の名前は、ジャパニーズ・ロック成熟への種をまいたミュージシャンの1人として残っていくであろう。しかし、若い方にとっての彼はタレントや俳優業のイメージが強く、また多くの音楽ファンにとっても、ミュージシャンとしてのイメージはあくまでも“矢沢永吉とキャロルを組んでいた人”ではないだろうか。今回の記事では、ジョニー大倉が地道に残した音楽的功績についてお伝えしたい。 ジョニー大倉ソロデビュー40周年記念スペシャルBOXセット『JOHNNY ROCK’N'ROLL』(12月24日発売)の充実した内容を見るまでもなく、彼の音楽活動歴はキャロル解散後の方がはるかに長い。その間に作られたオリジナル楽曲の多くは、甘いアメリカン・ポップス調のメロディに、英語と日語が混在する独特の歌詞を乗せたものだ。このBOXセットで初CD

    追悼・ジョニー大倉が音楽家として残したもの アメリカンポップス伝道師の顔とは
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    deadman 2014/11/30
  • 『ホットロード』主題歌の尾崎豊はアリかナシか? 不良文化と音楽の関わりを再考

    音楽ライターの磯部涼氏と編集者の中矢俊一郎氏が、音楽シーンの“今”について語らう新連載「時事オト通信」第2回の中編。前編【ヒップホップとヤンキーはどう交差してきたか? 映画『TOKYO TRIBE』と不良文化史】では、今夏に公開された映画『TOKYO TRIBE』を軸に、90年代のヒップホップ文化やチーマー文化について掘り下げた。中編では、引き続き『TOKYO TRIBE』に見られる不良文化について考察を深めるとともに、同時期に公開された『ホットロード』についても議論を展開。両映画音楽との関わりについても、話題が広がった。(編集部) 磯部「映画『TOKYO TRIBE』は、ヤンキー的なバッド・センスに満ち溢れていた」 磯部:映画『TOKYO TRIBE』で面白かったのは、下世話で過剰な、齋藤環が言うところのヤンキー的なバッド・センスに満ち溢れていたところ。原作者の井上三太は90年代のいわ

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    deadman 2014/10/14
  • くるりの傑作『THE PIER』はいかにして誕生したか?「曲そのものが自分たちを引っ張っていってくれる」

    くるりの傑作『THE PIER』はいかにして誕生したか?「曲そのものが自分たちを引っ張っていってくれる」 くるりが、約2年ぶりとなるアルバム『THE PIER』を9月17日にリリースする。先行公開された収録曲「Liberty&Gravity」でも予感させたように、作には時代や地域を超えた多様な音楽的エッセンスが散りばめられ、これまでにない手触りのポップミュージックを聴くことができる。今回リアルサウンドではインタビュアーに宇野維正氏を迎え、くるりの岸田繁(Vo、Gu)、佐藤征史(Ba、Vo)、ファンファン(Tr、Key、Vo)にインタビューを実施。制作時のエピソードから、新作の“新発明”とも呼ぶべき音楽性、さらには現在の音楽カルチャー全般まで、じっくりと語ってもらった。(編集部) 「『もうええ曲はいらんやろ』っていう話になって」(佐藤) ――7月前半に最初に完成したアルバムを聴かせてもらっ

    くるりの傑作『THE PIER』はいかにして誕生したか?「曲そのものが自分たちを引っ張っていってくれる」
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    deadman 2014/09/17
    "最近のフェスのお客さんの、全部ではないと思うけど、なんか妙な連帯感だけで来てる感じとかがほんまに嫌いで"
  • 「もっと恐ろしいものを表現したい」坂本慎太郎が追い求める“一線を越えた”音楽とは?

    2ndアルバム『ナマで踊ろう』を5月28日にリリースする坂慎太郎のインタビュー後編。「人類滅亡後の音楽」をテーマとした新作について語った前編に続き、後編では音楽における歌詞の役割から、作者と作品の関係、さらには表現のリミットをどう認識するかまで、聞き手の小野島大氏と大いに議論してもらった。(編集部) 「時間がたつことの恐怖のようなものも入れたかった」 ーー「人類滅亡後の地球に流れる常磐ハワイアンセンターのハコバンの音楽」というコンセプトは、歌詞がなくても成り立ちますよね。 坂:うん、成り立ちますね。 ーー実際、前作もそうでしたが今作もインストのCDが同梱されるわけですよね。にもかかわらず歌詞をつけたというのは、音だけでは伝えきれない思いがあるということなんでしょうか。 坂:いや、そうではなくて…日語の歌詞にこだわって音楽をやるのが自分のテーマで。日語の歌詞がちゃんとのってる良い曲

    「もっと恐ろしいものを表現したい」坂本慎太郎が追い求める“一線を越えた”音楽とは?
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    deadman 2014/05/26
  • 「銀杏BOYZの新作は100万枚売れるべき!」ダイノジ大谷と宇野維正が緊急対談

    銀杏BOYZの9年ぶりとなるアルバム『光のなかに立っていてね』と『BEACH』が、かつて彼らが主軸としていたパンクロック路線から大きく飛躍した作風に仕上がり、注目を集めている。両作品にとことん惚れ込んだのは、お笑い芸人でありつつ、ロックを軸としたポップ・ミュージックへの造詣の深さで活動の場を広げるダイノジの大谷ノブ彦氏と、リアルサウンドでも執筆する音楽ジャーナリストの宇野維正氏。銀杏BOYZの熱心なリスナーである2人が、その魅力について語り尽くす。(編集部) 宇野:銀杏BOYZの新しいアルバム『光のなかに立っていてね』と『BEACH』が、1月27日付のオリコンチャートで2位と4位に入りましたね。大谷さんはこの間「オールナイトニッポン」で峯田君と対談して、このアルバムを「100万枚売りたい」って言ってましたが――。 大谷:まあロマンですけどね。でも、それくらい聞いてほしいアルバム。メインスト

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    deadman 2014/01/28
  • ザ・スミスの後継者はなぜ生まれない? 伝説的UKバンドの「特異な音楽性」に迫る

    小野島大の「この洋楽を聴け!」第8回:ザ・スミス/ゲスト:ヤマジカズヒデ、筒井朋哉 2014.01.02 16:50 今回は80年代の英国ロックにあまりに大きな足跡を残したザ・スミスを取り上げます。 ザ・スミスはニューヨーク・ドールズ・ファン・クラブの会長だった文学青年モリッシー(vo)と、当時まだ10代ながらすでにギタリスト/作曲家としてキャリアを積んでいたジョニー・マー(g)を中心に1982年結成。パンク/ニュー・ウエイヴ・ムーヴメントが一段落した英国マンチェスターにて活動を開始し、1983年にデビュー、1987年の解散までに4枚のオリジナル・アルバムと17枚のシングルを発表しました。モリッシーのねじれたユーモア感覚と毒に満ち、労働者階級の若者の心情を切実に投影した歌詞と、マーの表情豊かで美しいギター・サウンドが融合した世界で、特に英国では大きな支持を集めました。 いつもとは趣向を変え

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    deadman 2014/01/02
  • OKAMOTO’Sコウキが問題提起 音楽のルーツとはどう向き合うべき? - Real Sound|リアルサウンド

    ニューアルバム『Let It V』を2014年1月15日にリリースするOKAMOTO’S。そのアルバムのリードトラック「HAPPY BIRTHDAY」(プロデュースはくるりの岸田繁)が、ポッキーのコラボCMに起用されることが決定、同曲のMVが解禁になった。ソニーウォークマンのCMや、昨年に引き続くFNS歌謡祭の出演など、露出も増え年末もイベントに引っ張りだこ。新作発表後には3ヶ月弱で23を廻る全国ツアーを控えるなど、今、ノリに乗っているバンドだ。 「全員が岡太郎が好きで、ラモーンズのように全員名字はオカモト」という彼らはルーツの60‘s、70’sのロックンロールにとても忠実なバンドでありながら、ファンクやディスコサウンドと、歌謡曲的なベタ感をミックスしていくことで今の時代のロックンロールを作り出しているバンドだ。その“ミックス感覚”を持つバンドの存在自体のポップさが業界でも話題となり、

    OKAMOTO’Sコウキが問題提起 音楽のルーツとはどう向き合うべき? - Real Sound|リアルサウンド
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    deadman 2013/12/20
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