主人公が異世界を近代化なんかしちゃったら、現実世界の劣化コピーにしかならないのだから、せっかくの独自発展の芽を摘んでしまうことになって勿体ない! 「中国では日本の「異世界転生もの」について、主人公が「転生したのに近代化(覇権主義)を推進しない」ため「器が小さい」と不満な人が多いという話 https://togetter.com/li/2441684」に刺激を受けて、前から思っていることを出してみる。本当は作品の中で出したかった……。 世界ごとの展開があるはずなのに、それを現実の歴史に引き寄せて「これが正解」と言えるほど、現実の歴史は素晴らしいものかなぁ。 発展のアウトラインは現実を追いかけながらも異世界の実態に合わせて「もっと上手くやる」と言うのも分からんではないが、くすんだ折衷案に思えてしまう。程度問題のグラデーションで、自分が書いている作品もそれに含まれることをするとは思うが。 現実か