ロシア大統領選への立候補に必要な署名を中央選管に提出した後、記者会見する反戦候補のボリス・ナジェージュジン氏=2024年1月31日、モスクワ 3月のロシア大統領選への立候補を目指すボリス・ナジェージュジン氏(60)が31日、候補者登録に必要な署名を中央選挙管理委員会に提出した。元下院議員のナジェージュジン氏はロシアのウクライナ侵攻に反対を唱える唯一の候補。今後、選管の作業で10万人以上の有効な署名が確認されれば、正式な候補者として登録される。 【写真】ロシア市民の本音は ウクライナ侵攻「反対」候補の事務所にできた列 ナジェージュジン氏は同日正午ごろ、中央選管に到着。提出上限となる10万5千人の署名を提出した。「75地域」から集めたという。 中道右派政党「市民イニシアチブ」に所属しているナジェージュジン氏の場合、候補として登録されるには10万人の有効な署名が必要だ。陣営は20万人以上の署名を