〈遅くとも、初産を35歳までに‼〉〈脱草食化!脱セックスレス!〉〈子どもを望むなら、手遅れにならないように…〉― 秋田県が、公費で全県の高校2年生に配ったプレコンセプションケア(女性やカップルに将来の妊娠のための健康教育を促す取り組み)の冊子「将来、ママにパパになりたいあなたへ~妊娠・出産のリミット」(全14ページ)に書かれている内容です。 冊子を作成したのは「一般社団法人 日本家族計画協会」(北村邦夫会長)。 1954年に設立され、国や自治体と協力しながら家族計画や母子保健の普及啓発事業などを展開している団体です。 日本家族計画協会によると、冊子は協会内で執筆し、会長の産婦人科医・北村邦夫さんが監修して2013年に刊行したものです。協会の「保健指導用・健康支援用 教材・備品カタログ」(2025年版)では〈成人式・各種イベントでの配布にも最適〉と紹介され、自治体などが購入しています。 [m
