合字(ごうじ、英: Ligature;リガチャー)とは、複数の文字を合成して一文字にしたもの。抱き字、連字[1]とも呼ばれる。ユリウス・カエサルの表記「Julius Cæsar」の「æ」(aとe)が典型的な合字の例である。 ラテン文字の代表的な合字 合字には、いくつかのステージが認められる。 筆記体の影響などから、デザイン上、単に複数の文字をくっつけて書いたもの。 活版印刷において、スペースを調整する目的(カーニング)により、いくつかの文字をくっつけた活字を作り、必要に応じて使用したもの。 fi(fi), fl(fl) など、特定の組み合わせについて、統一的に合字を使うようになったもの(F#合字)。 PC にあっては、文字コード体系によってはこれらの合字に独立したコードを与えており、一部の欧文フォントはそれに対応し、字形を持っている。一部の組版ソフト(DTPソフト)は、本来の文字コードと独立し