ブックマーク / sumus.exblog.jp (6)

  • MOJO WEST 1.9 | daily-sumus

    かわい書房の三冊二百円で植草甚一『ぼくのニューヨーク案内』(植草甚一スクラップ・ブック33、晶文社、一九八六年八刷)とヘンリー・ミラー『南回帰線』(世界文学ライブラリー32、講談社、一九七一年)、森荘己池『宮沢賢治物語 雨ニモマケズ』(小峰書店、一九五九年七版)を買った。 しかし帰宅してよく点検してみると『ぼくのニューヨーク案内』には黄色いマーカーで線引きが数カ所、そりゃそうだよな、と思いながらも多少落胆。『雨ニモマケズ』は吉井忠の挿絵入りながらカバーのない裸、装幀は森芳雄だったのかあ、とこちらもちょっと落胆。『南回帰線』は、まあ、とくにどうということはない、数合わせだった、が、ところが、これですよ、このチラシが挟まっていた(!) 検索してみると、こんなコメントがヒット。 《「頭脳警察」のファーストアルバムには、京都府立体育館で1972年1月9日に行われた第2回のMOJO WESTでのラ

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    deathmix 2009/06/08
  • 現代女流詩人集 | daily-sumus

    昭和三十一年頃の雑誌に旧所蔵者がカバーとしてかけていた包み紙。上から大阪心斎橋のベビーショップ・モモタロウ。これは現在の心斎橋筋一丁目のモモタロウビルのことだろうか。二番目は高島屋。高島屋と言えば、薔薇の包装紙。昭和二十七年、飯田慶三社長就任にあたってバラをシンボルフラワーとして包装紙のデザインにも用いたとのことだが、それ以前の包装紙か(?)。三番目は京都駅観光デパート。現在は京都駅一階、ザ・キューブ・ポルタの京名菓売場になっているようだ。 ÷ Mさんより以下のようなメールを頂戴した。戦時下の出版というのは制約が厳しい分だけいろいろな葛藤がうかがえて興味深い。 《今日、扉野さんのを読んでおりまして、思い出しましたので記します。 すでに扉野さんはご存知のことかもしれませんが、永田助太郎は、昭和15年11月発行の「現代女流詩人集」山雅房を山田岩三郎という人と二人で編纂しています。収録されてい

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    deathmix 2008/05/01
  • 石のビー玉 | daily-sumus

    名古屋で買った石のビー玉。これはオランダの運河に捨てられていたものだとのこと(けっこう古そうだ)。フランス語では bille(ビーユ)、ビー玉遊び jeu de bille(ジュ・ド・ビーユ)はもちろん世界共通。エジプト時代からあるそうで、ゲームとして遊んだのはローマ人だという。粘土や木や石から古代ガラス、そして金属になり、ガラス(フランスではアジアあるいはアメリカから入ってきたものだと考えられているようだが、どうやら1848年にドイツで製造されたらしい)になり陶製のビー玉も作られた。上の玉もいろいろな材質でできている。大理石もあれば、陶器ふうなものある。ビー玉ミュージアム ÷ 山内功一郎氏より『言語文化』25号(明治学院大学言語文化研究所、二〇〇八年)を頂戴した。大野一雄と西脇順三郎の特集。とくに舞踏家の大野一雄については年譜もあり、まとまった資料となっている。大野は昭和元年(となってい

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    deathmix 2008/04/07
  • 警醒社書店 | daily-sumus

    高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』(講談社、一九八二年、装幀=曲山賢治)をブックオフで見つけたので「月の湯古まつり」に出しましょう。初版はわりとめずらしいようだ。それにしても日記が有料だとは。 ÷ 中尾さんより『CABIN』10号届く。今回も読み応えあり。山田稔「前田純敬、後始末」が力作。中尾さんの「不遇のままに」にもグッときた。晩年の作次郎は、小説が書けなくて苦しみ、ようやく書けそうな気になったところで死んでしまう。その他、それぞれ粒ぞろいのエッセイばかり。ただ、この個人雑誌、一般には入手困難なので、紹介のしがいがない。もう少し多めに刷ればいいと思うのだが。 山田 稔……前田純敬、後始末 鳥羽耕治……『新日文学』の富士正晴 河内 紀……魯庵と弦斎とー「実用」についてのノート 扉野良人……画の手帖(カイエ) 樽見 博……気になる人 坂秀童子……ガリ版片片記 斎田昭吉……昔の話2

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    deathmix 2008/03/17
  • 宮澤賢治全集ちらし | daily-sumus

    第二卷に挟み込まれていたチラシと『宮澤賢治全集』第一巻(十字屋書店、一九四〇年、装幀=高村光太郎)の函のヒラ(平)。チラシには高村光太郎の推薦文が掲載されている。 《往年草野心平君の注意によつて彼の詩集「春と修羅」一巻を読み、その詩魂の尨大で親密で、源泉的で、まつたく、わきめもふらぬ一宇宙的存在である事を知つて驚いたのであるが、彼の死後、いろいろの遺稿を目にし、又その日常の行藏を耳にすると。その詩篇の由来する所が遥かに遠く深い事を痛感する。》 ÷ そうそう、坂口安吾と石川淳について共通点を書いておくのを忘れていた。それは二人とも牧野信一の注目によって文壇に知られるようになったということである。安吾は昭和六年に葛巻義敏らと作った同人雑誌『青い馬』(版元は岩波書店だったが)に発表した「風博士」「黒谷村」を絶賛され、同年『作品』『文科』という牧野の息のかかったもう少し上級(?)の同人雑誌に長篇を

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    deathmix 2008/03/03
  • 毒もみの好きな署長さん | daily-sumus

    『宮澤賢治全集』第四巻(十字屋書店)の巻頭の二色版。賢治の草稿「毒もみの好きな署長さん」。

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    deathmix 2008/03/03
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