この記事はRails Advent Calendar 2014の21日目の記事です。 Qiitaでは投稿の履歴管理にpaper_trailというgemを使っています。本稿ではPaperTrailがどんな感じでイベント情報をDBに保存しているかを紹介しつつ、PaperTrailが作り出すversionオブジェクトの渡り歩き方を簡単に解説したいと思います。 PaperTrailを使ってみよう 前提 PaperTrailで管理している Item modelがあり、そのインスタンスを2回編集してから削除したとします。 コードで表現するならこんな感じです。 class Item < ActiveRecord::Base has_paper_trail end item = Item.create(body: 'foo') item.update_attributes(body: 'bar') ite