エラーメッセージには、原因・現状・回復の3つの要素が不可欠である。僕としてはこれがエラーメッセージの基本だと考えている。そうした基本原則をないがしろにすることのないようにしなければならない。 黒須教授 2016年4月18日 エラーメッセージの問題 今更、マイクロソフトの製品のエラーメッセージの問題をとりあげても、ああまたか、という印象を持たれる方も少なくないだろう。それほどに同社の製品の出してくる(エラーに限らず)メッセージには適切でないものが多い。 エラーメッセージには、 原因(何が原因で現在の状態、つまりエラーメッセージが表示されるような状態になったのかの説明) 現状(現在はどういう状態なのか、何ができて、何ができない状態なのかの説明) 回復(どうしたら現在の状態から脱して、元の状態に戻れるのかという説明、さらにできることなら、どのようにすれば現在の状態に入らずに本来の目的を達成できた
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに iOS のヒューマンインターフェースを理解するためにはまず UI 設計の原則を定めた聖典 iOS Human Interface Guidelines を読むことから始めなければなりません。ここにはプラットフォームの特徴からデザインの原則、それぞれの部品が何のためにデザインされたのか、どう利用するのか、iOS を構成する UI の基本指針がまとまっています。 よく、『磨りガラス効果がかっこいい』『アニメーションしておくとイケてる』『ボタンは右配置の方が右手で押しやすい』『流行っているから』……などの観点によって UI の設計が
Nick Babichさんによる寄稿記事です。ソフトウェアエンジニア、テクノロジーの熱狂的な支持者。UI/UXに夢中。ソフトウェア開発、マネージメント、生産性などなどについて執筆している。Twitter アカウントは、@101babich。本記事は、Mediumへの投稿記事を許可を得て翻訳したものです。元の英語記事もどうぞ。 私たちが日々の生活の中で体験するマイクロインタラクションの例 最高のプロダクトは、2つのことで秀でている:機能とディティール(細部)だ。機能によって人はプロダクトに魅力を感じ、ディティールによって、それを使い続ける。このディティールこそ、特定のアプリが競合から抜きん出る理由だと言える。 マイクロインタラクションは、ユーザーに対して快適なフィードバックを返すために有効なテクニックのひとつだ。 あらゆる道は、人間中心設計のデザインアプローチへと続いている。そこで最優先され
毎朝、デザイナーは目が覚めると、喜んで自分の製品に取りかかります。それがデジタル製品であっても物理的な製品であっても、デザイナーは心の中で、人々が自分の製品を使いたがるようになり、楽しんで使うようになると信じているのです。 それはやや一般論かもしれません。しかし、私たちはデザイナーとして、自然と 自分が取り組んでいる各プロジェクトを最高のものにし 、革新的なものにして、そして何より、違いをもたらしたいと考える傾向があります。 ああ、私の製品は素晴らしい物になるはずだ。機能やオプション、設定が充実している。みんなが毎日その製品を使い、愛用するようになるだろう。 – あるデザイナー ここで少し意外な事実をお教えましょう。人々は製品を使用ことにあまり興味はありません。ユーザがインターフェースを操作したり、つまみを回したり、レバーを引いたり、ボタンをタップしたりするのはすべて時間の無駄です。むしろ
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前のブログ記事 を書いた時、「訓練された目ならば、不親切なソフトウェアを結構な頻度で簡単に見抜けるようになる」ということに気づきました。 それは初対面の人に第一印象を抱くのに似ています。私たちは初めて会った人の印象を判断するのに コンマ1秒もかからないそうです 。 人を判断するのとは違い、ユーザインターフェースの良しあしを判断することは、私たちが(今はまだ)本能的に行っていることではありません。しかし、たった数分で、もしくはもっと早く、ユーザインターフェースがじっくり考えられて作られたものか、ちょっとした思い付きで作られたものかどうかを判断することは可能です。 どうして判断がついたのかや、どんな警告サインが出ていたのかについては確証がなかったため、私は注意を払い、メモを取ることにしました。 以下は私が気付いたことです。 用語/ラベルの使い方があまりに総称的/一貫性していない これはユーザの
スマートフォン対応させるWebサイトが急増しています。しかし、スクリーンが小さくタッチ操作がメインのスマートフォンでは、デスクトップ向けWebサイトのデザインで培ったノウハウの多くが通用しません。このような時代におけるスタンダードなデザインルールを学ぶために、弊社デザイナーの荒砂を中心に、Appleが公開しているiOS Human Interface Guidelineと、Googleが公開しているMaterial Design Guidelineの比較を行いました。(以降、両者をガイドラインと略します) スマートフォン向けのWebサイトのデザインを考える上で、アプリのUIデザインの定石を知ることは重要です。なぜなら、スマートフォンにおいてはWebサイトをブラウズする機会は14%しかなく(comScore調査/2014)、多くの時間をアプリの中で過ごしているためです。さらにユーザは「これは
最近のUIは、気持ちいいアニメーションが多く取り入れられています。アニメーションはある程度予測できながらも、いい意味で少し期待を裏切るくらいがちょうどいいなと思います。 アニメーションを使ったインタラクションやデザインが素晴らしいナビゲーションの実装例をまとめました。各デモは全て、HTML, CSS, JavaScriptなどをオンラインで編集することができます。
1. Gestures are the new clicksWe forget how hard scrolling webpages used to be. Most users would painstakingly move their mouse to the right edge of the screen, to use something ancient called a ‘scrollbar’: As a pro, you probably used a mouse wheel, cursor keys, or trackpad, but you were way ahead of most users. In 2015 it’s far easier to scroll than it is to click. On mobile, you can scroll wild
先日、サンフランシスコで行われたUX Survival Guidesに行ってきました。10年以上シリコンバレーでUXデザイナーをしているJoe Prestonから最近のUXトレンド、プリンシパルに関するショートトークを聞くことが出来たので紹介します。(次回はプリンシパルについて書きます) https://www.youtube.com/watch?v=NEKvlVYR0SM&index=5&list=PLGkDzKLOoQkk2VaE_QDnE7h4FKlDbJF4Rミニマリゼーションとも呼びます。私たちがデザインを始めた90年代と比べて、非常に変化してきている流れの一つです。 背景、グラデーションや影、線、ラベル、、すべてのものを取り去ることが美しいデザインと考えられるようになっています。例えばグラフはこのようになります。
更新日: 2017年5月22日公開日: 2015年6月4日ここが最前線!2015年WEBデザイントレンド13選 時代ごとに web デザインは変化し、いつの時代もユーザーの視線と心を釘づけにできるよう創意工夫されています。 また例え難しいデザインのテクニックが無くても、その時々のトレンドをうまく取り入れるだけで、斬新なサイトにも見えます。今流行りの web デザインを 事例を含めてご紹介します。 はじめに - 2015年 web デザイントレンドの背景ファーストビューよりスクロールを重視するデザインに Photo: cewdseo.com 今やフェイスブックやツイッター、LINE などの SNS は、私たちの生活に無くてはならない存在となりつつあります。日本人の5人に1人が Facebook ユーザーで、世界でもおおよそ5人に1人が Facebook を使っています。 またスマホ普及率は国
最近ブランディングまわりの知見を学ぶ機会が多くて、色んな本を読んだり専門の方にアドバイスを伺ったりしているのですが、そのなかで「ユーザーと価値観を共有する」というアイデアが面白かったので記事にしてみます。 プロダクト・サービスの「価値観」 まず、そのプロダクトが実現したい世界(いわゆるビジョン)というのは事業をなす上で大事な目標になるが、どうしてその世界が素晴らしいと言えるのか?というそもそものサービスが持っている価値観がベースになっていることが必然である。例えば「《ビジョン》を実現したいんだよ、だって《価値観》だろ?」という論理でほとんどすべての意思決定がなされていく。 その価値観がベースとなり組織の行動規範に落ちていって、実際のプロダクトの施策やデベロッパーの仕事に落ちていく。 価値観はかわらない この価値観にまつわるアイデアでいちばん面白かったというのが「価値観をユーザーと握り合って
iPhoneとAndroidではiPhoneのほうが良くできているが、iOSのフラットデザインとAndroidのマテリアルデザインでは後者の設計が優れている。マテリアルデザインは、デザインとエンジニアリングが高いレベルで融合していて、ロジカルで非常に美しい。 以下、自分の理解をまとめたメモ。 紙とインク マテリアルデザインは「ペーパー」と「インク」のメタファーでできている。 ペーパーの特徴 バーやボタンといった画面上のUIコンポーネントは、バーチャルな紙でできたカードと考える。また、このペーパーは1dpの厚さを持っている。 ペーパーは純白の矩形、あるいはシンプルな円形である。三角や星型といった複雑な形はとらない。そのような複雑な形状や模様はインクが担当する。 現実とことなり、このペーパーは自由に伸縮することができる。 マテリアルデザインにおけるレイアウトは、複数のペーパーを並べたり、重ねた
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