レオ・シュトラウスは(Leo Strauss)、ドイツからの亡命ユダヤ人政治哲学者。1899年生-1973年没。主著として『ホッブスの政治学』(1936→1952)『自然権と歴史』(1953)『リベラリズム:古代と近代』(1968)などがある。 ハンナ・アーレント(Hannah Arendt)は、ドイツからの亡命ユダヤ人政治哲学者。1906年生-1975年没。主著として『全体主義の起源』(1951)『人間の条件』(1958)『革命について』(1963)などがある。 レオ・シュトラウスとハンナ・アーレント。この二人の政治哲学者が、ユダヤ人亡命者としてドイツからアメリカに渡り、戦後アメリカ政治思想の展開に重大なる寄与を行ったことは、多くの政治学研究者によって知られている。 シュトラウスあるいはアーレントに携わった研究者は、問題関心や思想的ツールを共有しているこの両者の間に、知的交流がほとんど存
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