ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (4)

  • シノドス・セミナー「社会学の居場所」 - shinichiroinaba's blog

    こちらでご報告した、2009年12月13日に行われたシノドス・セミナーの記録です。『アルファ・シノドス ―“α-synodos”』vol.46(2010/02/15)、vol.47(2010/3/1)から転載。 ================ 「社会学の居場所」稲葉振一郎 今日お話ししようと思っていたことが何点かあります。『社会学入門』(NHK出版)を読んでくださった方の多くは、このには穴があることに気づいておられて、その穴が今後どのように埋められるかと思ってらっしゃると思います。日はちょっとそれを意識しながらやっていこうと思っています。一つには、ある程度書き込んだけれども、入門書にはふさわしくないのではないかと、削った話題が一つあります。第12講で、科学的アプローチと工学的アプローチという対比を行いましたが、来はあそこで、より具体的に説明するために力学系モデルの話をしていたんです

    シノドス・セミナー「社会学の居場所」 - shinichiroinaba's blog
    deepbluedragon
    deepbluedragon 2011/10/21
    数学の位置は?シュミレーションは科学か工学か?文脈は場面でなく背景との関係?会話分析はハードサイエンスか人文学か?人文学は文献科学では?デイヴィドソンは分析哲学の新ヘーゲル主義のブランダムと相性良い?
  • はだか祭りあとの祭り - shinichiroinaba's blog

    とゆうことでレジュメを晒します。 ================================ 松尾匡『はだかの王様の経済学』コメント               2009.7.11 稲葉振一郎 評者の松尾へのいまだ満たされざる期待――旧著『近代の復権』以来の――はむしろ以下の二点にかかわっている。 1.「疎外」(ならびに「物象化」)を「不完全情報」という視角から分析するとどうなるのか? マルクス的ミクロ経済学についてはおおむね二つのレベルが考えられる。ひとつは情報の完全性を前提とした非貨幣経済のモデルを用いたものであり、これはたとえばジョン・ローマーの80年代ころまでの仕事で代表される。そこでは搾取は問題とされる(が、ともすればリダンダントな概念とされる)のに対して、疎外は普通は問題とされない。(たとえばローマーは「労働疎外」を雇用労働における支配関係と解釈したうえで、疎外と搾取の相

    はだか祭りあとの祭り - shinichiroinaba's blog
    deepbluedragon
    deepbluedragon 2009/07/13
    搾取問題は富の分配に、疎外問題は雇用の完全性に。不平等だけど失業者はいない状態はあるけど、失業者がいて平等な状態はありえない。ケインズ政策は景気循環への一時的対処で、政策による再分配も条件付であり
  • 何か誤解があるような、しかしそれにしても案外世論は動いているのかも - shinichiroinaba's blog

    あちこちのblogで「議会が馬鹿」だとか「国民の経済理解不足」なんて書かれてるけどさ。そもそも国民が充分に利口ならあんな詐欺まがいのサブプライムローンなんか借りないでしょ? それを使ってさんざん儲けておいて損したら泣きつく人たちを救済する法案が 蹴られたら、 議員や国民のせいにするって、すげーおかしいと思うぞ。 http://www.zukeran.org/shin/funifuni/200810.html#02_01 今回のポールソン・プランの否決とその修正、更にそれをめぐる床屋政談については、ぼくは必ずしもそういう印象は持っていなかった。 このポールソン案へのシカゴ大の経済学者が主導した公開書簡やソロスによる批判は、買取価格の不透明性により政府、引いては納税者の利益が大きく毀損される可能性があるのに対し、金融システムの問題への直接対処になっていない(そのため来政府が助けるべきでない金

    何か誤解があるような、しかしそれにしても案外世論は動いているのかも - shinichiroinaba's blog
    deepbluedragon
    deepbluedragon 2008/10/04
    他人(他国)なら客観的に評価できても自分(自国)は客観的に評価できない、みたいな状況はよくあることだと思います。せめて議員のインセンティブを考えるぐらいの努力はしたい
  • 2008-09-07

    いや、 ミシェル・フーコー講義集成〈8〉生政治の誕生 (コレージュ・ド・フランス講義1978-79) 作者: ミシェルフーコー,Michel Foucault,慎改康之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/08/01メディア: 単行購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (58件) を見る 30年前にここまで見えていたのね。アガンベンはおろか「動物化」論なんかも完全に先取りされている。 しかしアメリカ、シカゴ学派の分析はまあわかるのだが、ドイツ、オルド自由主義の話にはいっこうに勘が働かない。こちとらこの辺は昔ドイツ市民法史 作者: 村上淳一出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1985/02メディア: 単行 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るを読んだ以外はさっぱり。 日語の基文献だと小田中先生ご推薦の競争秩序のポリティクス―ドイツ

    2008-09-07
    deepbluedragon
    deepbluedragon 2008/09/08
    コメント欄のOさんがすごすぎ。モヤモヤが一気に解消。ミクロ政策もインセンティブ(経済的動機付け)を変える、GDP拡大によってミクロな経済状況がどう変化する(できる)かは自明ではない
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