2009年7月13日のブックマーク (2件)

  • ワタボウシタマリンが示す文法の前駆 - どうぶつのこころ

    A47 Endress, A. D., Cahill, D., Block, S., Watumull, J., & Hauser, M. D. (2009). Evidence of an evolutionary precursor to human language affixation in a non-human primate. Biology Letters, online, DOI:10.1098/rsbl.2009.0445 ヒト以外の霊長類にヒトの言語の接辞化の進化的前駆があるという証拠 ヒトの言語、とくに文法能力は、まるごとほかの動物にはみられない一式の計算操作に依存している。そのような独自性があっても、われわれ〔ヒト〕の言語能力の構成要素が、非言語的な機能のために進化していて、ほかの動物と共有されているという可能性は残っている。ここでわれわれは比較論的な観点からこの

    deepbluedragon
    deepbluedragon 2009/07/13
    ある霊長類は接辞が前にあるか後ろにあるか(例shoy-biとbi-shoy)を聞き分けることが出来たという実験。つまり言語能力がなくても接辞の位置が分かった。これは言語獲得にとって重要だが、実は人間以外にもできた!
  • はだか祭りあとの祭り - shinichiroinaba's blog

    とゆうことでレジュメを晒します。 ================================ 松尾匡『はだかの王様の経済学』コメント               2009.7.11 稲葉振一郎 評者の松尾へのいまだ満たされざる期待――旧著『近代の復権』以来の――はむしろ以下の二点にかかわっている。 1.「疎外」(ならびに「物象化」)を「不完全情報」という視角から分析するとどうなるのか? マルクス的ミクロ経済学についてはおおむね二つのレベルが考えられる。ひとつは情報の完全性を前提とした非貨幣経済のモデルを用いたものであり、これはたとえばジョン・ローマーの80年代ころまでの仕事で代表される。そこでは搾取は問題とされる(が、ともすればリダンダントな概念とされる)のに対して、疎外は普通は問題とされない。(たとえばローマーは「労働疎外」を雇用労働における支配関係と解釈したうえで、疎外と搾取の相

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    deepbluedragon
    deepbluedragon 2009/07/13
    搾取問題は富の分配に、疎外問題は雇用の完全性に。不平等だけど失業者はいない状態はあるけど、失業者がいて平等な状態はありえない。ケインズ政策は景気循環への一時的対処で、政策による再分配も条件付であり