今年はKindleを手に入れたおかげで114冊読めた。前年比で3倍であるこの量は、俺にとって読書革命と言っても過言ではない。 そんなわけで今年読んだ中で良かった10冊(シリーズ)を紹介する。 ローマ人の物語 ローマは一日にして成らず──ローマ人の物語[電子版]I 作者:塩野 七生新潮社Amazon 「敗者でさえも自分たちに同化させるこのやり方くらい、ローマの強大化に寄与したことはない」 今年最も影響を受けた本と言えば間違いなくこれであり、その結果がこの記事だ。 きっかけは古代ギリシャの本を呼んでいたら、どうもローマ人が書いた本の割合が多い。そのためギリシャを理解するためにはローマを知る必要があると思ったところで、ちょうどローマっぽい本がKindle化したと大々的にAmazonで宣伝されていたことを思い出したので読んでみた。 その結果、Kindle化される度に予約購入をし、もはやKindle