【読売新聞】 文字を残さなかった人々の心に意識を向けて考古学を研究してきた松木武彦・国立歴史民俗博物館教授(62)が、新著『古墳』(角川ソフィア文庫)を出した。多様な造形に美を見いだし、古墳の規模を高さで捉えるなど、新しい視点を打ち
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【読売新聞】 文字を残さなかった人々の心に意識を向けて考古学を研究してきた松木武彦・国立歴史民俗博物館教授(62)が、新著『古墳』(角川ソフィア文庫)を出した。多様な造形に美を見いだし、古墳の規模を高さで捉えるなど、新しい視点を打ち
大勢の報道陣を前に副葬品について説明する柴原聡一郎さん(右)=3月12日東アジア最大の蛇行剣などの発見で一躍脚光を浴びた奈良市の富雄丸山古墳(直径109メートル、4世紀後半)。昨年12月に始まった木棺の発掘は、副葬品など被葬者の謎に迫る調査とあって全国から注目され、担当者も想像以上の緊張を強いられた。「わずかな遺物も見逃さない」。現場では通常のスコップとは別に、つまようじや竹べらを使って土を一粒ずつ取り除くような作業が続き、青銅鏡や漆塗りの竪櫛(たてぐし)発見に結びついた。 土を少しずつ取り除いてようやく見つかった青銅鏡。木棺の端に3枚が重ねて置かれていた(奈良市教育委員会提供) 「鏡だ」思わず拍手2月末、木棺の底まであと数センチ。残りの土を竹べらで取り除いていくと、黒光りした金属製品が姿を現した。表面は磨かれたような滑らかさ。「鏡だ」。直径20センチほどの青銅鏡が完全な形で残り、さびもほ
1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:カレーの匂いでカレー屋に行きたくなるのか(デジタルリマスター) > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 梶ヶ谷は東京です 神奈川県川崎市高津区にある梶ヶ谷。 僕はこの「梶ヶ谷」に住んでもう3年になる。田園都市線が東京「渋谷」から神奈川「中央林間」まで走っており、その中に「梶が谷駅」がある。限りなく東京よりに位置する駅だ。 もう東京だよね(「かじがや」は「梶ヶ谷」や「梶が谷」と表記される) 梶が谷駅からは5分で東京である。たった5分である。 たとえば朝の「あと5分だけ」の二度寝はあっという間に経ってしまうと思う。しかも5分くらい寝ても眠たさは変わらない。つまり5分とはもはや無いに等しい時間なのだ。そう考えると東京
滋賀県文化財保護協会は、近江八幡市の日野川の中で見つかった江頭南遺跡が、5世紀後半~6世紀前半の古墳時代の前方後円墳だったと発表した。川の中で古墳が見つかるのは全国的にも珍しく、同協会は「川や谷に埋没した遺跡の存在を物語り、古墳の築造工程を知る重要な資料」としている。(矢野彰) 江頭南遺跡は2019年、バードウォッチング中の住民が川の中の埴輪を見つけたのをきっかけに調査が行われ、円筒埴輪が6点、川の中州に一列に並んでいるのを発見。古墳の存在が明らかになった。 古墳時代の琵琶湖の水位は今より低く、陸地にあった古墳が川の流れで運ばれた土砂に埋もれていたが、近年の豪雨や河川改修の影響で再び現れたとみられる。県が行う日野川の河川改修工事に伴い、同協会が22、23年度に発掘調査していた。 今回は、前回埴輪が見つかった近くの土が盛り上がった場所など約450平方メートルを調査。土の中を調べると、整地した
コンビニ店数の約3倍近い数、約16万基もの古墳が国内には存在する。その種類や造営方法など、古墳見学を楽しむハウツーを伝授する基礎講座を5回にわたってお届けする。 最終回の第5回は鮮やかな壁画が人気の「壁画古墳」について。 【図解】高松塚古墳とキトラ古墳の壁画と装飾 古代人の思いが込められた 装飾や壁画には何が? 古墳のなかには、石室内に鮮やかな壁画や装飾が描かれたものがある。まず壁画で有名なのが、奈良県明日香村にある高松塚古墳とキトラ古墳だ。 高松塚古墳の壁面には四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)および男女の群像が、じつに色鮮やかに描かれている。またキトラ古墳には天文図、十二支像、四神の壁画が残っていた。いずれも大陸文化の影響を強く受けた壁画で、壁画古墳と呼ばれている。ただ、この2つの古墳は古墳の装飾のなかでも例外的なもので、装飾古墳とは系統が異なる。どちらも古墳時代の終末期(7世紀後半から8
天皇にだけ許された前方後円墳から下位のリーダーも入った円墳まで 古墳の「形」と「大きさ」の謎 古墳の見方 基礎講座 その2 日本にはコンビニ店数の約3倍近い数、約16万基もの古墳が存在する。日本が誇る古墳文化の楽しみ方を、 その種類から造営方法まで、古墳見学を楽しむハウツーを5回にわたって伝授する。 第2回は「古墳の形」について。 【図解】大きな前方後円墳は天皇にだけ許されていた 時代に応じて変化・進化 形や大きさの法則性を探る ひと口に古墳といっても、その形には様々なものがある。大きくは「前方後円墳」「前方後方墳」「円墳」「方墳」の4つに分けることができる。その大きさや形状は、埋葬された人(被葬者)の階層によって決められていた。 たとえば、多くの人に馴染みの深い「前方後円墳」は古墳の最上位に位置する。上から見れば鍵穴のような形をしていて、大王やその一族および、大和政権と密接な関係を持つ有
【読売新聞】 昨年12月に始まった国内最大の円墳・富雄丸山古墳(4世紀後半)の発掘調査では、古墳造り出しの埋葬施設で、木棺と、その内部から青銅鏡と 竪櫛 ( たてぐし ) が見つかった。奈良市教育委員会の調査で、明らかになったことも
奈良市の富雄丸山古墳(4世紀後半)で発掘された東アジア最大の蛇行剣(長さ237センチ)が奈良県立橿原考古学研究所付属博物館(橿原市)で初公開された。7日までの8日間で、同館の年間入館者数約5万人の3分の1近くにあたる約1万6千人(速報値)が来館、その人気ぶりを見せつけた。中国の歴史書に記されていない「空白の4世紀」の謎に迫る一級資料といわれる蛇行剣。蛇のように曲がりくねった姿は邪を退けるとされ、古代の魔力は現代人をも引きつけた。 1時間以上前から列蛇行剣は、刀身が6カ所も屈曲した特異な形状で、柄(つか)や鞘(さや)を合わせると長さ285センチ。同研究所が表面の土やさびを除去するクリーニングを1年がかりで行い、黒漆(くろうるし)塗りの柄や鞘がほぼ完全な状態で残っていた。 公開初日となった3月30日、午前9時開館の1時間以上前から50メートルほどの列ができ、一番乗りをしたのは東京都内の男性(6
【読売新聞】 島根県出雲市上塩冶町の円墳「 上塩冶築山 ( かみえんやつきやま ) 古墳」(6世紀末)から出土した「金銀装捩環頭(きんぎんそうねじりかんとう)大刀」(重要文化財)の 鞘 ( さや ) に、赤色の顔料「水銀朱」が含まれ
表面に付着した土などの除去作業が終わり、報道陣に公開された富雄丸山古墳出土の蛇行剣=奈良県橿原市で2024年3月26日、川平愛撮影 奈良市の国内最大の円墳、富雄丸山(とみおまるやま)古墳(4世紀後半、直径109メートル)から出土した「蛇行剣(だこうけん)」を分析したところ、刀と剣の特徴を併せ持つ類例のない「ハイブリッド」なデザインだったことが判明した。奈良県立橿原考古学研究所と市教委が26日、発表した。ヤマト王権の管理下で作られた儀礼用刀剣のルーツと考えられるという。 蛇行剣は全長237センチ、幅6センチ。古墳時代の鉄剣としては東アジア最大で、蛇行剣としては国内最古。2022年12月、市教委の発掘調査で未盗掘の埋葬施設から盾形銅鏡と共に出土した。その後、同研究所が保存処理の過程で表面に付着した土を針などで取り除き、慎重に調べていた。 出土時、装具は形をとどめていなかったが、刃などには木片が
5年前(2019年)、滋賀県近江八幡市の川の中で見つかった古墳を県文化財保護協会が調べたところ、およそ1500年前の古墳時代に造られた前方後円墳とみられることが分かりました。 協会は川に沈むなどして消失した遺跡が存在することを物語る貴重な事例としています。 近江八幡市江頭町を流れる日野川の中では、2019年に県が行った調査で▼人工的に土を積み上げた跡や▼1列に並んだ円筒状の埴輪6本が見つかり、県は、中州のような土の盛り上がりは、古墳の可能性があるとしていました。 この場所を、去年10月から先月(2月)にかけて県文化財保護協会が調べたところ、新たに13本の円筒状の埴輪が1列に並んだ状態で見つかりました。 埴輪は5年前に見つかったものと同じ種類で、▼カタカナの「ハ」の字型に並んでいることや、▼焼き方の特徴などから、この古墳はおよそ1500年前の5世紀後半から6世紀前半ごろに造られた前方後円墳と
現在の位置 ホーム 各課のご案内 教育委員会 文化財課 解説書『山辺の古墳文化 大和古墳群と柳本古墳群』を配布します 解説書『山辺の古墳文化 大和古墳群と柳本古墳群』を配布します なら歴史芸術文化村・天理市教育委員会が共催した地域連携展「山辺の古墳文化 大和古墳群と柳本古墳群」にあわせて作成した古墳群の解説書を配布します(部数に限りがあるため、お一人様1部限りとさせていただきます)。 ・解説書『山辺の古墳文化 大和古墳群と柳本古墳群』(A4判 本文59ページ カラー) 入手方法 天理市埋蔵文化財センター(文化財課)まで残部状況をお問い合わせください。 天理市埋蔵文化財センター(文化財課) 電話0743-65-5720 お一人様1部限りとさせていただきます。下記のいずれかの方法をお選びください。 天理市埋蔵文化財センター(文化財課)への来所 天理市埋蔵文化財センター(文化財課)へ直接お越しく
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