Microsoftが、土壇場になって人気ツールのサポート期間を延長する決定を下した。対象になったのは、パッチが適用されていないプログラムやセキュリティ脆弱性をスキャンするツールだ。 Microsoftは従来、「Microsoft Baseline Security Analyzer」バージョン1.2のサポートを、米国時間3月31日に打ち切る予定をたてていた。しかし30日に行われたインタビューで、MicrosoftのプログラムマネージャーDoug Neal氏は、ユーザーの要望に応じ、同ツールのサポートを延長することにしたと述べた。 Neal氏は、「今回の決定は顧客から寄せられたたくさんのフィードバックに基づいて下されたものだ。顧客からは、現時点でプログラムサポートが打ち切りになると、セキュリティ上の混乱を招くという意見が寄せられた」と述べ、この決定が27日に下されたことを明らかにした。 MB