イーレッツは、Skype用電話アダプタ「すかい楽」を発表した。出荷開始は4月下旬で価格はオープンプライス。同社直販サイト・イーレッツダイレクトでの価格は9,450円。 アナログモデムと同様に電話回線の間に割り込ませる形で接続し、PCとはUSBでつなぐ すかい楽は、P2P音声通話ソフト「Skype」を家庭用電話機で利用するためのアダプタ。PCとはUSBで接続し、LINEに電話回線を接続、TEL端子には家庭内の電話機を接続して利用する。着信時には電話機から通常の呼び出し音が鳴り、一般回線とSkypeとでは先にかかってきた回線が優先される。また、Skypeの短縮ダイヤルにも対応し、受話器から直接Skypeへの発信も可能とされる。 同社では既に普及しているコードレス電話機と合わせ、パソコンから離れたところからもSkypeをコードレスで利用することが可能とアピールしている。また、一般回線とSkype
台湾VIA Technologiesの新プロセッサ「C7」。新コアの「Esther(C5J)」を搭載するもので、従来の「C3」から製品名の数字が一気に上がったが、VIAファンならずともその性能は気になるところだろう。このC7を搭載する最初のマザーボードとなるのが、Mini-ITXフォームファクタの「EPIA-EN」シリーズ。今のところ、「EPIA-EN15000」(動作クロック1.5GHz)と、ファンレス版の「同 EN12000E」(1.2GHz)の2モデルがラインナップされており、今回、EN12000Eを試用する機会を得ることができたので、早速ここでご紹介してみたい。 ファンレスモデルの「EPIA-EN12000E」。基板の半分を覆うほどの大きなヒートシンクを搭載している まず一点最初にお断りしておくが、同じEstherコア搭載のCPUでも、ファンレス版については、VIAはこれまでと同
FreeBSD Java 1.5 パッケージ オフィシャルリリース The FreeBSD Foundationは5日(米国時間)、FreeBSD JDK 1.5およびFreeBSD JRE 1.5を公式に公開したことを発表した。対象プラットフォームはi386、リリースはFreeBSD 5.4および6.0。 公開されたFreeBSD Javaパッケージは次のとおり。The FreeBSD Foundation Java Downloadsからダウンロードできる。 diablo-jdk-freebsd5-1.5.0.06.00.tbz - 5.4用JDK1.5.0_6パッケージ diablo-jdk-freebsd6-1.5.0.06.00.tbz - 6.0用JDK1.5.0_6パッケージ diablo-jre-freebsd5-1.5.0.06.00.tbz - 5.4用JRE1.5.0
米Xen Sourceは3日(米国時間)、ボストンで開催中のLinuxWorld Conference & Expoにおいて、同社の仮想化技術をベースとした企業向け商用パッケージ「XenEnterprise」を発表した。製品の出荷は2006年度第3四半期を予定、同社のWebサイトではベータプログラム参加者の募集が開始されている。 XenEnterpriseは、最大32-wayの対称型マルチプロセッシング(SMP)環境、仮想CPUのホットプラグ機能など2005年12月にリリースされたXen v3.0の基本機能に加え、既存の物理システムを仮想マシン化するP2VツールやゲストOSのインストーラといった企業向け管理ツールが用意されている。なお、XenEnterpriseのリリースに伴い、2006年初頭の公開が予定されていた仮想マシン管理ツール「XenOptimizer」は見送られる。 Xenは、L
かつて「いつかは一人一台の時代がくる」と言われていたPCだが、いつのまにやら価格もリーズナブルになり、当たり前のように2〜3台のPCが机の上に積み上がるようになってきた。個人的にも、デスクトップとノートを両方所有している人は多いだろう。ちなみに筆者の机の周辺には、現在3台のデスクトップと1台のサーバ、そして2台のノートが置かれており、それぞれにオフィスと地球を暖める仕事をこなしてくれている。 さて、ひとりで複数のPCを使うようになると、困るのが入出力インタフェースの混乱である。ディスプレイに関しては、安価な切り替え機があるのでさほど不便なことはないが、キーボードやマウスまで切り替え可能な所謂「PC切替機」は、安くても2万円程度はするし、接続台数も2〜4台しか対応できないものがほとんどだ。できれば、もっと安価かつ柔軟に、複数のPCを1セットのキーボード、マウスから集中コントロールしたい。そこ
Robert Olofsson氏らは28日(スウェーデン時間)、RabbITの最新版であるRabbIT version 3.0を公開した。RabbIT version 3.0はJavaで作成されたHTTPプロクシ。HTTP/1.1互換とされており、とくに低速回線において各種機能を駆使して通信の高速化を実現することを目的としている。 RabbIT version 3.0はThe BSD Licenseのもとで公開されているオープンソースソフトウェア。RabbIT version 3.0における主な高速化技能は次のとおり。 テキストをgzip圧縮することで75%のサイズ縮小 画像データを10%jpegに圧縮することで95%のサイズ縮小 広告を削除 バックグランドイメージの削除 ページおよびイメージのキャッシュフィルタ RabbIT version 3.0の上記以外の主な特徴は次のとおり。 可能
米Azul Systemsは3月27日(米国時間)、ワンチップ内に48個のコアを搭載した64-bitプロセッサ「Vega 2」を発表した。 Azulは、Network Attached Processing (NAP) という、コンピューティングおよびメモリ・リソースをネットワークサービスとして共有するソリューションを推進している。これは、データ量の増大に対して、NASが安全なデータ格納や管理コスト削減を実現しているのと同様のソリューションを、トランザクション重視のアプリケーションの運用にもたらそうという試みだ。 現在同社は、ワンチップに24コアを搭載し、最大16プロセッサのSMP構成が可能な「Vega」を提供中。Vegaを搭載する「Azul Compute Appliance 3840」は、11Uラックに384個のコアと256Gbyteのメモリーを搭載可能で、消費電力は2700Wに抑えら
The Tomcat Probe projectは27日(スイス時間)、Tomcat Probeの最新版であるTomcat Probe 1.2を公開した。Tomcat ProbeはリアルタイムにApache Tomcatを管理するためのツール。監視対象は単一のホストで、Webベースの管理機能が提供される。また付加的な機能ではあるが、Web開発やシステム管理を補助する機能も備えている。 Tomcat Probe 1.2はGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2のもとで提供されているオープンソースソフトウェア。Apache Tomcatで動作するWebアプリケーションとして作成されており、XHTML 1.0やCSS 2.0などの技術を中心に作成されている。 Tomcat Probe 1.2における主な変更点は次のとおり。 JBoss 4.0.xおよび3.2.8.
今回から数回に渡ってソケットについて説明する。ソケットはインターネットにおけるネットワークプログラミングの基盤となる基本的な技術であり、少なくともネットワークプログラミングを実践している開発者は、ソケットの基本的な仕組みと意味合いは覚えておきたい。 ネットワークインタフェース - ソケット TCP/IPなどのプロトコルをベースにして世界的に接続されたネットワークがインターネットであり、現在の情報インフラとなっている。情報インフラの発展なくして、今後の経済の発展はありえないだろう。少し話が大きくなってしまったが…… このネットワークを使うためのインタフェースがソケットだ。 ネットワーク通信はいくつかの階層に分類することができる。物理的な接続や電気特性を定めた層、物理レベルに近い層での通信方法、電話回線を経由する際の接続規定、そして上位になるとTCP/IPなどを使った世界レベルでの相互接続性な
Sun MicrosystemsはJava SE Mustangの開発を行っており、ほぼ毎週のペースでその週の成果物を公開している。17日(米国時間)に公開されたJava SE Mustang b76では、Bug ID: 6375459としてGroupLayoutレイアウトマネージャがコアAPIにマージされた旨が報告されている。 GroupLayoutは、NetBeans IDE 5.0において導入されたMatisse GUIビルダの中核となるレイアウトマネージャ。NetBeans IDE 5.0で注目される機能の中でもMatisse GUIビルダは大きな意味を持っている。Matisse GUIビルダの登場で、Javaを使ったGUIアプリケーションの開発が進歩するとみられている。 NetBeans IDE 5.0 – Matisseの使用例 GroupLayoutはそのMatisse GU
今回からは、Javaを使ったネットワークプログラミングに焦点をしぼって、技術やフレームワークを説明する。いくつか基礎的な技術を説明したあとで、EJBやWebServiceなど今をときめくエンタープライズシステム開発に欠かせない技術や実装まで説明したいと思う。 Javaの普及とAPIの抽象化 Javaがことエンタープライズでここまで爆発的に普及したきっかけは何かと考えると、Servletの登場、としても過言ではない。Servletの登場で、Javaは従来のPerl CGIにかわる存在としてWebアプリケーション開発で頭角をあらわし、その後の発展はご存じのとおりだ。 そして、JSP/Servletがある程度普及すると、今度は複雑なWebアプリケーションを開発するためにStrutsのようなWebアプリケーションフレームワークに焦点がうつり、豊富なフレームワークもJavaを魅力的に見せた。現在では
Linuxディストリビュータ最大手の米Red Hatは3月14日(現地時間)、システムの仮想化(バーチャライゼーション)を実現するための「Integrated Virtualization」と呼ばれる取り組みを発表した。AMDやIntel、Network Applianceらのパートナーと協力して技術開発を行い、オープンソースのXenSourceをベースにした仮想化技術を同社のRed Hat Enterprise Linux上に段階的に組み込んでいく。同社によれば、今月にもFedora Core 5上で同技術のプレビュー版が搭載され、今年末には全製品ラインで製品の完全版および関連ツールの提供が行われるという。 仮想化技術とは、1つのOSやハードウェア上で、複数のシステムを同時に走らせることを可能にする技術である。これにより、これまで別々のサーバ上でばらばらに動作させていたアプリケーショ
Nabh Information Systemsは1日(現地時間)、MVCPortletの最新版となるMVCPortlet 1.0を公開した。MVCPortletはModel View Controller(MVC)パターンをベースとした"JSR 168: Portlet Specification"に準拠したポートレットを作成するためのフレームワーク。 MVCPortlet 1.0はGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2のもとで公開されているオープンソースソフトウェア。ポートレットベースのアプリケーション開発を行うために設計さえれたフレームワークで、バージョン1.0ではStringbeans/Tomcat、Stringbeans/Weblogic、uPortal/Tomcat、Weblogic portal serverにおける動作が確認されている。MV
「CRM (Customer Relationship Management)」、つまり顧客との関係の管理というのは、規模の大小に関わらず企業にとっては非常に重要なものだ。新しい顧客を開拓することも、掴んだ顧客を離さないことも、企業が利益を上げながら存続していくためには最も重要な活動と言えるだろう。 しかし、こういった活動というのは往々にして各営業担当者に任されており、例えばある営業が現在どんな顧客にどのようなアプローチをしているかというのは、なかなか経営者や他のスタッフからは見えないことが多い。新入社員が教え込まれる「報告・連絡・相談」というのは、こういった「誰が何やってるかわかんないよ……」という状態を極力避けるための方策だが、これを徹底するにはさらにマネージャー職の力量というものが必要になるわけで、やはりなかなかうまくいかないのが実情だろう。 そこで、もっとスマートに、オープンソース
仕事には大抵、「納期」というものが決められている。このコラムにも「締め切り」という名の納期があり、毎週火曜になると、容赦なく担当編集O氏からの催促がメッセンジャーのウィンドウにポップアップする仕組みになっている。 納期というのはつまり、顧客に対して「これこれこういう仕事を、いついつまでに終わらせますよ」という約束である。約束を守らないとどうなるか。当然信用を失い、仕事を切られ、最悪の場合は失職して路頭に迷うハメになるのである。だから我々社会人は、どんなに辛くとも苦しくとも、なんとかして納期を守ろうと努めるわけだ。 が、原稿書きのような個人的な仕事ならば進捗は自らの努力次第だが、企業の仕事というのは、その大半がもっと大規模で複雑なものである。仕事の規模が大きくなれば、比例してプロジェクトを構成する要員の数も増える。人が増えればそれだけ、個々の担当する業務の進捗を厳密に管理する必要が出てくるの
引き続き、今回もプロジェクト管理のアプリケーションを使っていこう。前回のGanttProjectは完成度も高く、すぐにでも実用になるソフトウェアだが、今回はもう少し開発途上な2本を紹介したい。 まず1本目は、これもJavaで開発された非常にシンプルな進捗管理ツール「JProjectTimer」だ。お馴染みのオープンソース開発者コミュニティサイト「sourceforge.net」からダウンロードできる。 さて、JProjectTimerはJavaの.jarアーカイブファイル形式で配布されている。Javaランタイム環境が整っていれば、WindowsでもMac OS XでもLinuxでも、「JProjectTimer-0.0.7.jar」を起動するだけで実行可能だ。起動後に表示されるウィンドウを見るとわかるが、メッセージもちゃんと日本語化されていて安心だ。 JProjectTimerの画面は、「
当コラムも今回で100回目である。毎週お付き合い頂いている読者の皆様と、素晴らしいソフトウェアを開発されている皆様には、本当に感謝の言葉もない。今後ともどうぞ今後とも末永くお付き合いください。 さてさて、2週に渡りデスクトップで使用できるプロジェクト管理アプリケーションを使ってみたが、メンバー間で情報を共有しつつ仕事を進めようと思うと、やはりネットワーク上で利用できた方が便利だ。以前、Webプロジェクト管理アプリケーションとして「phpcollab」を紹介したが、今回はまた別のLAMPアプリを紹介しよう。「PHProjekt」だ。 PHProjektは現在バージョン5.0.1が最新となっている。稼働には、PHP 4とデータベースの環境が必要だ。データベースはMySQL、PostgreSQL、Oracle Database、Informix、Microsoft SQL Serverと非常に広
The Wicket teamは7日(米国時間)、次期Wicketへ向けた最初のベータバージョンとなるWicket 1.2-beta1を公開した。Wicket 1.2-beta1はJavaで作成されたコンポーネント指向のWebアプリケーションフレームワーク。JavaとHTMLのみでWebアプリケーションが完結するという特徴がある。 Wicket 1.2-beta1はApache License Version 2.0のもとで公開されているオープンソースソフトウェア。次期WicketとなるWicket 1.2は、Wicket 1.1から多くの改善が実施されたWicketにおいて重要なリリースになる見通し。 Wicket 1.2-beta1において取り組まれている主な新機能や改善点は次のとおり。 ネイティブなクロスプラットフォームを実現したAJAXのサポート(JavaScriptを記述すること
The DWR Projectは6日(英国時間)、DWRの最新版となるDWR 1.1を公開した。DWR(Direct Web Remoting) 1.1はWebアプリケーション開発において容易にAJAXを実現できるようにするためにJavaで実装されたサーバサイドライブラリ。サーバサイドでWebアプリケーションとして動作する。 DWR 1.1はApache License Version 2.0のもとで公開されているオープンソースソフトウェア。DWR 1.1はDWR 1.0からの重要なアップデートバージョンとされている。安定性の面で改善がほどこされているほか、DWR 1.0では解決できなかったいくつかの問題が解決されている。 DWR 1.1における主な新機能は次のとおり。 DHTML操作性の向上 - 従来の操作に対してさらにaddRows()、setValue()、getValue()、ge
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