JR大阪駅に直結する商業施設「ルクア大阪」地下の飲食店街「バルチカ」が19日にリニューアル開業する。既存の店舗が好調のため、面積を660平方メートルから2100平方メートルに広げ、9店から27店に増やす。 街の中心部にありながら、「路地裏のようなコストパフォーマンスを意識して店を誘致した」(JR西日本SC開発の舟本恵・営業本部次長)という。立ち飲みスタイルの店も多い。大阪駅地下道を広げる工事に伴い、2015年に自主退去した、串かつ店の「松葉」も入る。 ビブグルマン認定のラーメン店「銀座 篝(かがり)」や「クラフトビアマーケット」も、西日本で初めて出店する。 このフロアには今年1月まで伊勢丹の食品売り場があった。来年春には、リニューアル部分の西側にスーパーやイートインなどを備えた「ルクアフードホール」を開く予定だ。(新宅あゆみ)