本書が世に出たのは2009年。まだ、電通事件も起きておらず、時短などは言われていたけれどもまだまだ夜中まで働く文化はある種よきものとして残っていたように思う。時を経て、2017年現在、自分が働く会社においても「働き方改革」ということで残業抑制の指示が出ている。それが「働き方革命」という本を手に取った理由である。 今までの日本人の働き方が、パートナーの働き方を制約するものであり、日本全体としても生産性を落としている理由ではないかとするのは理解できる。特に今後労働者人口比率がどんどん下がってくるにあたっては女性もこれまで以上に社会に出て働く機会が多くなるだろう。もっときちんと言うと男性と女性とで同じように働き、同じように家庭の中で役割をこなすことが当たり前になっていかないといけないのだろうと思う。 著者の駒崎さんは、障害児保育をサポートするNPO団体フローレンスの代表を務めるなど、その筋では有
「渋谷がオトナになる日」をキャッチコピーに掲げ渋谷マークシティが開業して、2020年春で20年がたつ。SHIBUYA109の人気の高まりとともに、1990年代の渋谷センター街は女子高生を中心としたティーンエージャーが跋扈(ばっこ)していた。「渋谷は若者の通行量は多いが、実際の売り上げに結び付かない」「子どもばかり増えても客単価は上がらない」という地元商店主の声も聞かれた90年代後半。ビットバレーと言われた渋谷だが、床面積のあるオフィス供給に限りがあり、成長したベンチャー企業は渋谷以外への移転を余儀なくされていた。そこに登場したのが大型賃貸オフィスビルでもある渋谷マークシティ。以後、渋谷駅周辺の再開発が進み、オフィス供給が増えることでITワーカーがじわじわと増えてきた。20年の時を経て「渋谷スクランブルスクエア」が開業。渋谷の街は名実共にオトナの街に変貌を遂げたのだろうか。シブヤ経済新聞の記
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