「私学の雄」と評される早稲田大学と慶應義塾大学には、学内ヒエラルキーをはじめ学生の気質から受験の現場に至るまで、大きな変化が起きている――8月8日付記事『早稲田と慶應にトップ高校出身者が行かなくなった理由…「早慶より地方の国公立」が鮮明に』では、両大学をあらゆる角度から徹底比較した『早稲田と慶應の研究』(小学館新書)の著者でライター・編集者のオバタカズユキ氏の話をお伝えした。 オバタ氏によると、地方のトップ高校の“早慶離れ”が進んでおり、東京大学や一橋大学など超難関国立大との差も広がりつつあるという。今回は、早慶の学生気質の変化や就職事情、大学業界の課題などについて、さらにオバタ氏の話をお伝えする。 コミュ力の慶大生、多様性の早大生 ――学生生活に変化はあるのでしょうか。 オバタカズユキ氏(以下、オバタ) 昔に比べて勉強していることは間違いないです。昔は授業で出席をとらないのが当たり前でし
![なぜ早稲田より慶應が就職で有利なのか?地方から早慶に入学する意味はあるのか? | ビジネスジャーナル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/34260c907a29c498d6f890f88036b0a350b36546/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbiz-journal.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F06%2Fpost_24366_1.jpg)