弁護士ドットコム 労働 長崎30代医師「過労死」で和解…84日連続勤務、月平均177時間残業 妻「やっと主人のことが認められた」 長崎市の長崎みなとメディカルセンターに勤務していた男性医師(当時33)が2014年12月に亡くなったのは過重労働が原因だとして、遺族が病院を運営する市立病院機構に約4億1000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、病院側が過労死と認め約1億6700万円の賠償金を支払うことで和解した。和解は7月10日付。 病院側は、約1億6700万円を遺族に支払うよう命じた長崎地裁判決を不服として控訴していた。病院側は遺族に謝罪し、今後働き方改革のための特別委員会を設置する。 これまで過労死と認めて来なかった病院側だったが、4月に新しい理事長と病院長が就任し、対応が大きく変わったという。 7月10日に東京・霞が関の厚労省記者クラブで会見を開いた医師ユニオンの植山直人代表は「意識の高い