山城議長らの拘束について説明を求める国会議員ら。写真左、帽子を被っているのは照屋寛徳衆院議員(沖縄2区)=22日、米軍キャンプシュワブ・ゲート前 写真:筆者= 日本の統治者がバラク・オバマであり、アベシンゾーではないことを改めて認識させられる事件が起きた。 きょう午前9時頃、米軍キャンプシュワブのゲート前で、辺野古基地の建設強行に反対する抗議活動を平和裡に行っていた、沖縄平和運動センターの山城博治議長らが米軍に拘束されたのである。 山城議長らが身柄を押さえられた場所は、キャンプシュワブ前を走る国道と米軍の敷地(厳密にはゲート)を隔てる黄色い線より、数十センチ基地側だ。言い方を換えれば、山城議長らは道路を数十センチ、はみ出たに過ぎない。決して柵を越えたりしたのではないのだ。 国道と米軍基地とを隔てる線は、道路上に引かれた何の変哲もない線(写真)で、子供2~3人が横に並んで歩けば、簡単に越える