東京都が五輪に消防庁職員・団員のべ3万人を投入、救急車も24会場に2台ずつ! インド変異株で感染者急増が予測されるさなかに いまだ東京五輪の強行開催に向けてひた走る菅義偉首相。政府分科会・尾身茂会長が「いまの感染状況で開催というのは普通はない」と発言したことを受け、昨日2日におこなわれたぶら下がり取材では記者から「いまの感染状況でも五輪を開催すべきだと首相が考える理由は?」などと質問されたが、なんと菅首相は「まさに平和の祭典。一流のアスリートがこの東京に集まってですね、そしてスポーツの力で世界に発信をしていく」などと答えた。 まさかの「平和の祭典だからやる」。無責任だとか熟考が足りないなどという次元を超えて、もはや「ヤバさ」しかないが、ようするに感染状況や医療提供体制がどんな状況でも「俺が決めたんだから五輪はやる」ということらしい。 だが、この無謀な計画の犠牲となるのは、わたしたち市民だ。