民放キー局五局が今秋以降、テレビ番組を放送と同時にインターネットに流す同時配信を始める方向で準備していることが分かった。テレビ離れが進んでいるとされる若者層を中心に、スマートフォンなどで広く番組を見てもらうのが狙い。民放は採算が合わないと慎重だったが、三月から同時配信を始めるNHKに追随。放送と通信の融合が本格化する。 各局の関係者によると、同時配信は需要がある時間帯に限定する。日本テレビは十月開始を目指し、ゴールデンタイム(午後七~十時)やプライムタイム(同七~十一時)で検討。テレビ朝日やTBS、フジテレビなども準備を進めており、若者の視聴者が多いとされる深夜帯のドラマやバラエティー番組の配信可能性を探っている局もある。 各局は夏の東京五輪・パラリンピック中継は同時配信する見通し。あるキー局社員は「五輪で視聴者に認知してもらい、その流れでレギュラー番組の同時配信を利用してもらえると理想的
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