無所属の現職で、立憲民主党など野党側が支援した達増氏が、元県議会議員で、公明党県本部が支持し、自民党が支援した千葉氏を破り5回目の当選を果たしました。 達増氏は59歳。外務省職員や、衆議院議員を経て、2007年の岩手県知事選挙で初当選し現在、4期目を務めています。 選挙戦で達増氏は、子育て支援策の拡充や、県立病院の充実をはじめとした医療提供体制の整備、それに賃上げや生産性の向上に取り組む中小企業の支援などを訴えました。 そして、支援を受けた立憲民主党や共産党などの支持層に加え、いわゆる無党派層などからも幅広く支持を集めました。