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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (9)

  • 【特集】2022年11月8日 皆既月食×天王星食 - アストロアーツ

    11月8日の宵に皆既月が起こります。時間帯や月の高度、継続時間などが好条件で見やすい月です。 さらに、月中に月が天王星を隠す天王星も起こります。月中の惑星という、非常に珍しい現象です。 観察や撮影の計画を立て入念に準備をして、万全の態勢で「皆既月×天王星」を楽しみましょう!

    dekaino
    dekaino 2022/11/07
    今回は皆既月食中に天王星の星食 (月に隠される)も同時にあるそうだ
  • 新種族の天体を大量に発見、ミッシング・バリオンの可能性

    ハッブル宇宙望遠鏡でとらえた画像を用いて「宇宙の明るさ」のゆらぎを解析したところ、これまでゴミと思われていた光の点が、新たな種族の天体であることが明らかになった。従来の観測では把握できなかった「ミッシング・バリオン」かもしれない。 【2019年8月1日 東京都市大学】 これまでに赤外線宇宙望遠鏡「IRTS」や「あかり」による近赤外線領域の観測から、宇宙の明るさ、およびその「ゆらぎ」が既知の天体から予想されるより大きいことが見出されている。また、可視光線でも空が予想より明るいことが確認されており、宇宙には「未知の光源」が存在することが予想されていた。 JAXA宇宙科学研究所の松敏雄さんと東京都市大学の津村耕司さんは、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した、現時点で人類が手にしている最も暗い天体まで写っている「ハッブル・エクストリーム・ディープ・フィールド」の画像の空間構造を解析し、新たな情報を引き出

    新種族の天体を大量に発見、ミッシング・バリオンの可能性
    dekaino
    dekaino 2019/08/03
  • 準惑星マケマケに衛星を発見

    【2016年4月27日 HubbleSite】 マケマケは太陽から約70億km離れたところを公転している、太陽系外縁天体の一つだ。2005年に発見され、2008年に名前と、当時4つ目となる準惑星に分類されることが発表された。マケマケという名前は、南太平洋のラパ・ヌイ島(イースター島)にまつわる神話に出てくる、人間を創造し豊穣をつかさどる神に由来する。 昨年4月にハッブル宇宙望遠鏡(HST)がマケマケを観測した画像に、暗い天体がとらえられていた。動きがマケマケと一致していることなどから、この天体はマケマケの衛星とみられている。仮符号「S/2015 (136472) 1」、愛称「MK 2」と名付けられた衛星は、マケマケから約2万1000km離れたところにあり、直径は160km(マケマケは1400km)、明るさはマケマケの1300分の1ほどだ。 マケマケの衛星「MK 2」(矢印の先)(提供:NA

    準惑星マケマケに衛星を発見
    dekaino
    dekaino 2016/04/30
  • 新理論が示す、ダークマターは湯川粒子に瓜二つ

    従来のダークマターに関する理論とは大きく考え方の異なる新理論が発表された。それによるとダークマターは、湯川秀樹博士が提唱し「湯川粒子」とも呼ばれるパイ中間子ととてもよく似た性質を持つことが示された。 【2015年7月30日 カブリIPMU】 様々な観測結果から、宇宙はダークマター(暗黒物質)と呼ばれる謎の物質が質量の80%以上を占めていること、そしてダークマターなくては星や銀河、私たちそのものも誕生しなかったことがわかっている。しかし、ダークマターがどのような性質を持つどういった物質なのかということは未だわかっておらず、現在、実験と理論の両面から活発に研究が行われている。 理論研究ではダークマターについて多種多様な予想がされており、ダークマターは通常の物質とは大きく異なる性質を持つ粒子だと多くの理論で考えられている。 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

    新理論が示す、ダークマターは湯川粒子に瓜二つ
    dekaino
    dekaino 2015/08/01
  • 初めて観測、重力レンズによる超新星の多重像

    93億光年彼方で起こった超新星爆発が、重力レンズ効果により4つの像となってハッブル宇宙望遠鏡で観測された。超新星がこのような形で観測されるのは初めて。今後もう1つの像が時間差で出現すると予測されており、数年後の“答え合わせ”も楽しみだ。 【2015年3月6日 HubbleSite】 しし座の方向50億光年彼方の銀河団「MACS J1149.6+2223」の中に、その向こうにある93億光年彼方の銀河に現れた超新星が4重の像となって発見された。銀河団の強い重力がレンズのように超新星からの光をゆがませ、来の20倍も明るい像を見せている。こうした重力レンズ効果による多重像は、遠方の銀河やクエーサー(明るい銀河核)のものは多く観測されてきたが、超新星のものは初めてだ。 銀河団とそれに属する楕円銀河(枠内)の重力によって、さらに遠方の超新星が4つの像となって観測された(矢印)(提供:NASA, ES

    初めて観測、重力レンズによる超新星の多重像
    dekaino
    dekaino 2015/03/07
  • エウロパ表面に見つかった水蒸気と粘土鉱物

    【2013年12月13日 NASA (1)/(2)】 木星の衛星エウロパは分厚い氷の下に広大な海があると考えられ、生命の可能性も指摘される天体だ。その地表に水蒸気や粘土のような鉱物が初めて見つかった。 観測された水蒸気は、土星の衛星エンケラドスと同様に、氷で覆われた地表下から噴き出していると考えられる。クリックで拡大(提供:NASA/ESA/K. Retherford/SWRI) 2013年の冬、ふたご座の位置でひときわ明るく目立っている木星。この太陽系最大の惑星をめぐる、とりわけ大きい4つの「ガリレオ衛星」の1つエウロパは、表面を覆う厚い氷の層の下に海があり、生命を育む可能性があるとして注目されている。 そのエウロパの南極域の表面に水蒸気が見られることが、ハッブル宇宙望遠鏡の分光観測でわかった。地表から噴出している可能性が高く、今後の観測でそれが確実になれば、土星の衛星エンケラドスに続い

    エウロパ表面に見つかった水蒸気と粘土鉱物
    dekaino
    dekaino 2013/12/14
  • 宇宙飛行士が地下訓練中に新種のワラジムシを発見

    【2012年11月27日 ESA】 イタリアの地下洞窟で行われていた宇宙飛行士らの訓練で、新種のワラジムシが発見された。 訓練コーディネイターのJo de WaeleさんとNASAの宇宙飛行士Mike Finckeさんが洞窟の池に餌を設置している様子。クリックで拡大(提供:ESA--V. Crobu) 今回発見された新種のワラジムシ。身長はわずか8mm(提供:ESA--M. Fincke) 国際宇宙ステーション(ISS)参加国の宇宙飛行士の訓練のひとつとして、地下洞窟で数日間過ごす「CAVES」(人間の行動とスキルを訓練評価する共同探検)がある。多国籍のクルーが極限環境の中で、気象学、測量学、地質学、地下生物分類学などの調査を実施するというものだ。 2012年のCAVESは、日人宇宙飛行士の野口聡一さんらも参加してイタリアのサルディーニャ島で9月に実施された。生物調査の対象となったのは小

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    dekaino 2012/12/05
    ダンゴムシもワラジムシ目
  • 30年来の謎、パイオニア・アノマリーの原因がついに判明か

    【2011年7月27日 アメリカ惑星協会】 1980年代に発覚した、NASAの探査機「パイオニア10号、11号」の謎の減速現象「パイオニア・アノマリー」の原因は、原子力電池の熱によるものということになりそうだ。過去のデータの掘り起こしとシミュレーションを組み合わせることにより判明した。 太陽系の外惑星である木星や土星の探査を目的として打ち上げられた探査機「パイオニア10号、11号」は既に運用を終了しているが、未だ解決されていなかった謎を残していた。この謎はパイオニア・アノマリーと呼ばれる現象で、非常にわずかではあるが、予想よりも太陽側に加速(つまり外向きに飛んでいる探査機にとっては減速)していることを指す。 減速といっても非常に小さなものであり、地球の重力加速度の約100億分の1しかなく、1年かかってやっと400kmの誤差が生じるものである。 1980年にJohn Anderson氏によっ

    dekaino
    dekaino 2011/07/28
  • 新たな「第9惑星」発見はいつ? NASAが疑問に答える

    【2011年2月21日 NASA】 先ごろミッションを完了した天文衛星「WISE」のデータから太陽系の果ての「第9惑星」が見つかるかもしれないと期待されている。もし存在するとすればいつ、どのようにして判明するのか、Q&Aで紹介する。 2010年11月、木星より大きな太陽の伴星が「オールトの雲」(注1)に存在するかもしれないという説が学術雑誌「Icarus」で発表された。「テュケー(Tyche)」と名付けられたこの仮想の惑星が、先ごろ観測終了したNASAの広域赤外線探査衛星「WISE」によるデータから発見されるかもしれないというのだ。 2009年12月に打ち上げられたWISEは、4つの波長による全天サーベイ観測(注2)で、太陽系から遠方の銀河まで約270万枚の天体画像を撮影した。先ごろ完了した延長ミッション「NEOWISE」では、2つの波長による小惑星帯(注3)サーベイなどを行い、低温の褐色

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    dekaino 2011/02/22
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